V-MAXのリアタイヤが山はまだ残っているものの、二年は変えていないらしく完全に終わってました。それで交換しようと思ったのですが、変なサイズでタイヤ選択の余地がないので、リアホイールのサイズ17インチに変更をすることにしました。フロントも17インチにするといいらしいのですが、別にレースをするわけでもないのでサイズ変更はなしです。
新車取り外し状態のX-4用リアホイールです。
このまま付くはずも無く知り合いの加工会社がデーターを持ってるというので、格安で加工してくれることになりました。普通は設計料と加工工賃で結構します。
ここは色んなカスタムショップの協力会社で桁違いの情報を持っているのでいつも重宝しています。いつもは図面を書いて依頼していますが、データーがある場合は加工する現物だけ用意すればOKです。
ノーマルの常態で7ミリ右側にオフセットしてるのですが、気持ち悪いのでついでに修正します。
純正では180サイズでギリギリでそのままでは、センターに持ってこれないので、スイングアームも加工します。
スイングアームのパイプの直径は61パイ、ドライブシャフトの直径は17パイなので
センターから振り分けて10ミリの所でカットします。クリアランスは1.5ミリになります。
カットしました。サンダーだと火花が飛び散るので時間は掛かりますが、エアソーを使って切り抜きました。熱も入らないしオススメです。
カット面をベルトサンダーで仕上げました。
あとはこの面に鉄板を溶接して塞げば出来上がりです。
スイングアームの内側が黒いのはメーカーが電着塗装をしてるからです。
と云うことはここは場所的に錆び易い所と言えます。
溶接すると塗装も禿げるので内側の防錆塗装も忘れないようにします。
バイクも車もそうですが、タイヤ(ホイール)がイメージのかなりの部分を占めますから大事なポイントですよね。
でも、車と違ってバイクとなると、車のようにそう簡単に変えることができないのも事実です。
是非、デイトナイメージに少しでも近づくように頑張ってください。
しかし、ブログを見れば見るほど、Vmax1494さんの高度な技術をみせつけられ、素人の自分が同じような改造をしたいと考えていたことが、いかに浅はかな考えだったかが身にしみてしまいます…(笑)