FRPに出来ること。

FRPでバイクのカスタムを色々やって見る感じで。

V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。31

2008-06-13 | Weblog


コメントありがとうございます。
作業日数について質問があったので答えます。
FRPの作業は乾燥や硬化待ち時間をどう能率よく使用するかが勝負なので、型の硬化を待っている間にウレタンを削ったり、パテを盛り付けたり、一度に三点から五点の物を平行的に作業を進めています。このブログは三日分の作業を三等分してるので1ページが大体1日くらいです。ダミーダクトは樹脂の乾燥時間を別にして約4日半使っています。
生産型は1日2工程が基本です。3面型は6日間で積層は終了しますが、その後乾燥に1週間って感じです。
もちろん、気温で乾燥の具合は変わってくるので、あくまで常温の場合ですが。


昨日の続きです。




ゲルコートを塗りました。ゲルコートは2ミリくらいの厚みで手早くハケで塗ります。素人の場合はスプレーガンで塗る方が綺麗に仕上がると思います。
ただ、ガンで塗ると後で型にペーパーを当てる事が出来ないので、当方は手塗りでやっています。(ちなみにガン吹きの型をペーパーを当てると下から気泡が出てきます。)






ゲルコートの弾きです。これは離型ミスではなくマスターに残る気泡が原因です。
完全にゲルコートが乾燥してから上から再度塗ります。






1面目の積層が終わりました。型の厚みは製品の量産予定数と型の形状で判断します。この型の形状だとは450番マットで4プライから6プライで十分たと僕は思います。







裏面は完全にマスキングしています。上面のリブからはみ出ている部分をサンダーでカットします。






カットして掃除しました。






離型処理をしてゲルコートを塗りました。今日はこれで終わりです。



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1 コメント

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丁寧な仕事なんですね・・・ (ヒロキ)
2008-06-13 21:56:58
工程日数についてのお返事どうもありがとうございました
想像以上に時間と手間がかかっていることに驚きました。
是非、頑張ってください。応援してます!
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