ダクトカバーのマスターモデルが出来たので、生産型を作ります。
この製品はカーボンで作る予定なので、サフェーサーを1500番までペーパーを当ててその後、数種類のコンパウンドを使って磨いています。
カーボンの製品の光沢は型をどこまで鏡面にするかで決まります。
最近は大型の二輪の用品店が増えてきたので、他社の製品を見る機会が多いと思うので、よく注意して見ると面白いと思います。
カーボンの艶にこだわってる所と、あえてつや消しにしてドライカーボン風にしている所、色んなメーカーの考えがあって面白いと思います。
中にはコストを落とすためにゲルコートレスで製品を作ってる所もあります。
でも艶ありでも、艶なしでもそのまま使っていると、所詮ゲルコートは柔らかいので、傷だらけになって艶はいずれ無くなります。
オススメなのは新品のうちに硬質の紫外線カットタイプのクリアーを塗装することです。これはトヨタのセルシオ等高級車に使われてるタイプのクリアーで、焼付けが必要なので工賃は高価ですがその価値はあります。