今日はシートベースの造形をします。
所詮シートベースだからと云っていい加減に作ると後でシートのスポンジ部分を作る時に余分に時間が掛かるのでコストも高く付きます。後の事も考えて慎重に作りたいと思います。
今回はいつものウレタンボードではなく、発砲ウレタンを使います。
発泡ウレタンは初めは液状でA液とB液を混ぜ反応させて使います。
すると硬化するので、その後通常のウレタンの様に使用出来ます。
ただ、今の発泡ウレタンは昔のと違って代用フロンを使用しているためか癖が悪くそのままではまず使い物になりません。(通常使用しているポリエステル樹脂を使うと変形します。)そこで僕の所では色々添加物と追加して変形を抑えています。
シートベースに直接流していきます。初めは流動性が速いので反応が終わってから盛り付けるのがコツです。
回数を分けて少しずつ盛る方が材料が無駄にならなくていいです。
造形をして盛り足らないところがあれば追加していきます。
造形が終わりました。
ニーグリッププレートの取り付け座面を追加しました。
バランスをチェックします。
左右の形を整えてファイバーを積層します。
樹脂が硬化したらサフェーサーを塗装します。