製品が一通り出来たので塗装の準備に入ります。
仕事で塗装をする場合は知り合いの塗装屋さんにお任せするのですが、今回は自分のバイクなので出来る事は自分でしたいと思います。
塗装には大まかに分け「下地作り」「サフェーサー」「塗装」の三工程があり、掛かる時間は塗装以外が八割です。もちろん複雑な塗装は塗り分けやマスキングに時間が掛かるので、単色の場合限定ですが。
なので塗装以外を自分でやれば、コストも五分の一です。
塗装は僕の会社の設備では綺麗に仕上がらないので、強制乾燥の設備を持っている知り合いに頼む予定です。
サフェーサーを塗装して乾燥させています。赤いのは巣穴を埋めるためにラッカーパテです。
シートベースが付くところは塗装をしないのでマスキングをしてサフェーサーを塗りました。
ニーグリッププレートはカーボンで作ったのですが、試作で仕上がりが悪いので塗装する予定です。
ライトカウル、タンクカバー、アンダーカウルを水研ぎで仕上げました。
長い間製品を放置していたので、FRPではありえないぐらい綺麗に仕上がりました。w
FRP型から製品を抜いてから放置すると表面の引けがでます。引けが止まらない内に塗装をすると、当然塗装面にも引けが出ます。
これを防ぐには乾燥しかありません。サフェーサーも引けは出るので一工程ずつ乾燥をきっちりすると綺麗に仕上がります。
普通の製品にサフェーサーを塗装して仕上げるとこんな感じです。面は出ているのですが、これだけ歪が出ています。