眩く色づいた銀杏、そんなに散り急がなくても良いのに。
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秋を名残り惜しむ日、11月24日が102歳の母とのお別れの日となりました。
緩和ケアに転院して30日、急激に弱っていった母、
コロナが無ければもっとそばで付き添ってあげられたのに。
この一か月、少しづつ母を送るための準備をしてきました。
手芸が大好きだった母、編み物、ビーズ、アートフラワー、
残した材料の一部を小さい箱に詰めました。
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孫たちに絵本を読んだり、童謡を歌ってくれた母、
懐かしい本も持たせてあげました。
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旅好き、驚くほどいろんな所に出かけています。
父とのツーショット、古い友人とのセピア色の思い出、
早くみんなと出会えますように。
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母を送るために集まった孫やひ孫、母が可愛がった甥や姪たち、
母を見て誰もが「おばあちゃんきれい!」
102歳とは思えない美しい肌、優しい微笑みを浮かべ眠る母でした。
「器用な母だから、指のお骨を欲しい」とお願いすると、
きれいな小さい「指仏さま」が見つかりました。
母が教えてくれた手仕事、子に孫に、皆に繋いでいくからね。
20年前に逝った父と並んで似合う写真、妹と一緒に選んだ母の遺影。
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お母さん、ありがとう。
丁寧にブログを見ていただいて嬉しいです。
あらためて見ると良い写真ですね、母も喜ぶと思います。
花が好きだった母、一緒に育てた花、見に行った花、いろいろ思い出します。