以前DENSOの開発に勤めているお客さんから
アサダサンのところは珍しくDENSO製のプラグを使ってるんですね?
と言われたことがあります。
話を聞くとDENSO製のイリジウムプラグは、電極が細いのが特徴ゆえ
ちょっとでも湿ってくると火花の飛びが悪くなって、
セッティング途中の車や
燃料の噴射が濃くなる冬場のチューニングカーには不向きだと。
確かに冬場の朝一番の始動時に、なるべくかぶらないように
CPUの各補正セッティングや始動時噴射量のセッティングにはかなり神経を使っています。
NGK製なら何の問題もなかった始動もDENSO製に変えたとたん、
始動不良頻発と言う車両も入庫してきました。
セッティングが決まってしまうとDENSO製のプラグは非常にパワーがでて
高回転で弾けるように回ってくれるので好んで使っているのですが
街のりで不具合が出やすいのであれば、
お客さんにはNGK製を勧めたほうが良いのかもしれませんね。
画像は走行7000kmほどでノッキングが多発するようになり
低回転での失火 かぶりの症状が出るようになってしまった
DENSOのイリジウムパワーIK27 (NGKで言う9番)
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