私事ですが、最近また我が子から学ばされる出来事がありました。
一歳の彼女は、私に素晴らしいステキな行為を見せてくれました。
まだ純粋そのものの彼女、憐れみと慈しみの心を持っています。偏見や先入観、差別や憎しみとはまだまだ無縁で誰に対してもとても友好的な行動をとります。
もともと人と分かち合う心をはぐくんでいるようで必ずシェアする彼女。
そんな彼女に今回私が感心させられた出来事は、私がむせたりすると必ず背中をさすってくれたり、トントン叩いてくれたりすることです。
「ママなんか頭が重いぃ」というと私と自分のおでこに手を当ててお熱を計ります。
それも頭で考える前に瞬時に当たり前のように行動するのです。
最初はなんて優しんだろうと思いましたが、きっと私がやる行為をよく観ているからなんだなと思いました。
友好的な行為は現実的に他者の苦痛を和らげる手助けができます。
憐れみとは慈しみが行動になって表れたものですよね。憐れみがある人は他者を助けることができますね。
憐れみとは痛がっている人に対しては「かわいそうに」と思うことではなく、「痛みがなくなりますように」と願うことです。
行為には考えること、話すこと、行動することの三つがありますが、この三つの行為が矛盾しているなら何かが間違っているといわれます。
ステキな行動をとるには感じて、思考して、話して、行動に出ることです。
彼女の場合、瞬時に気付いて、よしよしという行為に出て、大丈夫?と言葉にならない (まだちゃんと喋れないので(^^;) 言葉を投げかけてくれます。
そんな我が子を観て、私も観て何かを思考したら積極的に声を出して(話して)行動に移すようにしようと思いました。
見て見ぬふり。余計なおせっかいと考えがちですがちょっと違ったかもしれません。
これからも考える前に気付いた時点で行動がとれるような立派な女性に成長してもらえるよう、私自身も良い見本になるように努力していこうと思わせられた出来事でした。