ここ2日間ばかりお休みをいただいて日光の光徳温泉へ足をのばしてきました。
本当に静かで空気もよく、源泉掛け流しの水質のよい温泉を堪能してきましたよ
今回の旅は私にとって本当に心身ともに癒さる旅となりました。
というのも、カンボジアに行ってから私の心の中にはある変化が起きていました。
私は「食べてるときと寝てる時が一番幸せだ!」なんて思っていた人なのですが、カンボジアで「食べることは幸せではなかったんだ。」と強くしみじみと心で感じてしまったのです。
カンボジアに入国し、カンボジアの犬をみたときに、もの凄い違和感を感じたんです。
最初は何に対して違和感を感じているのか自分でも解らなかったのですが、よくよく考えてみれば犬の目に違和感を感じていたのでした。
日本の犬の目には輝きがあり愛らしい子ばかりですが、カンボジアの犬の目には輝きがまったくみられず、人間をおびえてるというか、警戒してるというか、ものすごく距離を置いて人間と生活を共にしているようでした。
少しでも近づけば距離があるにも関わらず立って離れていきます。
まるで何かを諦めてしまったような目をしていました。
シータヒーリングを学んだとき、犬はただ生きてるだけで幸せなのだと教わりましたが、それは違うと悟った瞬間でもありました。
カンボジアは野犬がたくさんいます。
しかし、しっぽがある犬とそうでない犬がいます。
ガイドにその違いの理由を聞くと、飼われてる犬はしるしとしてしっぽを落とすそうです。
つまりしっぽがない犬は番犬だから食べないでね。ある犬は食べられるよという意味のようです。
カンボジアでは普通に犬が食べられているのです。
私は無意識に瞬時にその子の中に入ってしまったようで「この子は親や兄弟、仲間が食べられるところをみたんだ」とリーディングしてしまったのです
その悲しみの目が脳裏に焼き付き、無意識のレベルでそうとうショックだったのか帰国してから急に食べ物が食べれなくなってしまったのです。
今までは食料品としてお肉をみて買っていましたが、どうしても動物の肉としかみれなくなってしまいました
あんなにお肉が大好きで美味しくいただいていたのに、不思議なんですけど体のためにと食べても美味しくないんです。本当に美味しく感じないんです
美味しくないから2、3切れ食べて止めてしまう。
美味しくないから食欲がなく、どんなに動いてもお腹が空かなくなってしまい体調を崩してしまいました
食欲が全くないなんて私病気かもなんて思ったくらいです。
食べ物が美味しいなんて感じられる国の人間は本当に裕福なんだなと感じました。
貧しい国の人なんて生きるために食べているのにと…
代わりに果物をたくさんいただくようになりました。果物、あまり好きじゃなかったのにこんなに果物が美味しいなんて…それもまた不思議でした。
しかし、光徳温泉に行ってそこのホテルの食事をいただいた時、久しぶりに美味しいと感じたのです。
それは美味しい物をいただいてるから美味しいのではなく、そこに愛を感じたから美味しかったのです。
本当に丁寧に考えて一生懸命作ってくださった真心を感じました
これを境にようやく普通に美味しくご飯をいただけるようになってきた私なのです。
人間も食べなくても活きれるよう、高度に成長(進化)できれば一番いいんですけどね
はたして宇宙人は食べなくても生きていけるって本当なのだろうか?