たとえばそれは
瞬間巡りあいし
目と目を
合わせし
瞬間
であいし
瞬間
みえなきパルスは
ながれたし
はなたれゆかれ
化学反応さえひきおこされし
よりよき
よりやすく
それぞれが
それぞれの
あいスイッチが
ひらかれし
onになり
解除され
ねむっていた
めが
ひらかれ
めがさめゆく
かのように
よく
サードあい、とか
第3のめとか
むずかしげにか
いったりはなされますが
ある瞬間では
あらゆるそれぞれたるひとつでは
あい、は
あい、でも
めは
めでも
芯からうちひびきたる
ながらく、ねむられしかのような、
無限むじょうけん愛たる芽
だったかもかのように
それさえ
さまざまなりし
それは
無限にあふれし
かのように
また
ある瞬間では
あらゆる走馬灯じみて
ながれだしゆく
情報から
めっせーじも
ないようがわかるようで
わかりづらき
こんなかんじ
こんなことになってんだ
こんなかんじみたいな
かなりな
スットンキョウたる
おもしろき
ゆたかな
しんでれらシフト
ステージからステージ……へ
が
ありうる
かもかのように
まるで
自身ごとのようであり
ヒトゴトみたいに、
あり得なき、ありうるみたいな
魅力三昧な
ながれながれが
ありうります
かのように
また
そんなこんなな
情報めっせーじさえをも
いままで
入力していた
入力したいと
かんじてた
情報も
なんとなしにか
いったん
いったん
消してゆくかのように
どうしても必要ならば
宇宙から
ふいに
とどけられるだろうし
ただ、たんに、そんなながれになってゆくだろうし
みみにはいってくるだろうし
おもいついたり、うごきだしたり
してるだろうし
その瞬間瞬間に
とびこんでくるであろうから
かのように
たえまなくながれゆく、
みえなき
かんじるだけな
限りなき
たゆまなき
それ……は
あらゆるそれぞれに
へんげし
あらゆるそれぞれを
一瞬にて
ようかいし
ゆうかいし
どんなものでも
どんなありようでも
いともかんたんに
とかしゆき
ガチガチノ氷でさえ
そのあたたかさでか
自然と
一瞬で
ふわっと、やわらかげに
まろやかに
とかしゆき
まったりしゆくかのように
すべてを
いっきに
自然のまんまに
すのまんまへと
一瞬にして
たちもどらされゆく
かのように
まるで
それは
みえなき魔法のみすとでも
一瞬あびました
かのように
そんな
さなかでも
あられましょうか……