すべては
意外と
どうにもならない……と
さわぎながらも
いつだって
きづいたらば
どうにか
どうとでも
どうか
なってゆく
なっていた
かのように
よりよく
よりよく
なるばかり
よりよく
よりよく
なってゆく
なっていた
いまこの瞬間ぴんとは、こなくても
いつしか
そうと
なりゆき
そうと
かんじざるをえなくなりゆく
かのように
目の前は
なんら、かわらない
なんにも、様相はかわらない
ただ
みえなきなんらかが
なんとなしにでも
ありとあらゆる
みえなきコルクの栓が
ぬかれゆき
ダーッと、
ながれだしたかのように
せきをきっってか
なんらかが
わきだした
あふれだした
もれだした
ながれだした、かのように
そんな
さなかでも
あられましょうか……