私は(1)から(4)までを「事実表現」、そして(5)から始まる文例はすべて「情緒表現」と定義づけている。さらにこの「情緒表現」を3つのタイプに分けている。
(A) 助動詞のファンクションフレーズ---(5)(6)(7)
(B) be動詞フレーズのファンクションフレーズ---(8)(9)(10)
(C) 一般動詞フレーズのファンクションフレーズ---(11)(12)(13) (14)
さて今回も(B)のファンクションフレーズの説明の続きだ。まず(A)と(B)の関係を述べておく。以下は当オンライン講座の副教材となってる電子書籍「話すためのたったこれだけ英文法」からの引用だ。ただしwillとcanの引用だけの引用であることを容赦してほしい。
● willとbe going toとの関係
be going toは「~するつもりだ」「~する予定だ」と意図や予定を表します。will とbe going toとの意味の差は、willが会話中などで「これから~するよ」といった 感じ、be going toは会話の前にあらかじめ予定や意図をして「~する予定となって るんだ」といった感じです。また「~するつもりだった」「~する予定だった」な ど過去の意図や予定を表す場合は、was[were] going toを使います。
● canとbe able toとの関係
canとbe able toの意味はまったく同じではありません。canは「可能性」を表し、 be able toは「実際に~する能力がある」と具体的です。 また未来形や完了形などで他の情緒動詞を伴う場合は、canではなくbe able toを 使います。
以下は,今回の(B) be動詞フレーズのファンクションフレーズの解説だ。
●be動詞を飾ることばを加えると限定的な意味に
We are to meet him tomorrow. 私たちは明日彼に会う予定です
もちろんbeは「存在」を表し、to+原形動詞フレーズで「これから」と「未来の意味」を表しますが、このbe動詞を飾るgoing、supposed, sureなどのことばを加え ると限定的な意味となります。be goingは、主体の進行的な心理を表し「~する予 定だ」、be supposedは「予定されている存在だ」、be sureは「確かな存在だ」 などの意味を表します。
We are going to meet him tomorrow. 私たちは明日彼に会う予定です
We are supposed to meet her tomorrow. 私たちは明日、彼女に会う予定です
We are sure to meet her tomorrow. 私たちは明日、きっと彼女に会います
このようなパターンで用いられる形容詞(語)は以下のようなものです。 able, unable, apt, inclined, liable, ready, willing, reluctant, quick, slow, glad, sure, certain, likely, etc.
実は,当オンライン講座ではSTEP3の主教材「イメトレ英語学習法」で詳しく学習することになっています。つまりSTEP1、2では基本のbe going to の学習です。
ちなみにlikelyはIt is lilely to rain a lot.(大雨が降りそうだ※傾向)で登場しました。(1) We usually light you up. 「ふだん皆さんをライトアップしている」
(2) We lighted you up. 「皆さんをライトアップした」
(3) We will light you up. 「皆さんをライトアップするつもりだ」
(4) We have lighted you up. 「皆さんをライトアップしたところだ」
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(5) We can light you up. 「皆さんをライトアップできるはずだ」
(6) We may light you up. 「皆さんをライトアップするかもしれない」
(7) We must light you up. 「皆さんをライトアップしなければならない
-----------------------------------
(8) We are going to light you up.「皆さんをライトアップする予定だ」 「進行」
(9) We are sure to light you up. 「きっと皆さんをライトアップするだろう」
(10) We are able to light you up. 「皆さんをライトアップできる」
-----------------------------------
(11) We have to light you up. 「皆さんをライトアップしなければならない」
(12) We want to light you up. 「皆さんをライトアップしたい」
(13) Let us light you up. 「私たちに皆さんをライトアップさせてください」
(14) We seem to light you up. 「皆さんをライトアップするようだ」「推測」
(15) We would have lighted you up. 「皆さんをライトアップすつもりだった」
(16) We want to have lighted you up. 「皆さんをライトアップしたかった」
以下は,「コミニカ中学英語基礎編」と「英会話発想トレーニング」を動画化したものだ。
音声やテキストはすべてこれらの教材と同じものだ。手前味噌となるが、私の製作した「コミニカ中学英語基礎編」とファンクションメソッドオンライン講座はこの考えに基づいている。
「ファンクションメソッド英語・英会話学習テキストHTML版」
https://function2.thebase.in/items/12989280
「コミニカ中学英語基礎編」B-セット
https://function2.thebase.in/items/13005626
ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座(登録料)ダウンロード販売
https://function2.thebase.in/items/1298122
クレジットカード決済/コンビニ決済・Pay-easy/銀行振込/ドコモ ケータイ払い /auかんたん決済/au WALLETなどが可能となりました。
------------FACE BOOK より転載----------------「英語ほど簡単な言葉はない」と「ひとまとまりの行為・状態論」
いよいよ、STEP2の「オウム返し英会話学習法」も後3回を残すことになった。
表現展開は、「まとめ」の段階に入ってきたということだ。
さっそく、前回の「現在完了表現と言っても過去形動詞フレーズが使われている」ということについて述べることにする。
(過去形) I lived well. She lived well.
(現在完了形) I have lived well. She has lived well.
言うまでもないが、教育文法では現在完了形を「have[has]+過去分詞」なりと教えている。この「分詞」という文法用語は『動詞から分かれたことば」ということで、進行形でも「現在分詞」ということばを使っていることはご存じの通りだ。しかしこのとらえ方は「世界標準」ではない。この例では「快適に生活した」と「ひとまとまりの行為」なのだ。それをわざわざ『分詞」ということで意味を分断させる。これがいくら学習しても『英語が語彙として定着しない」原因だ。
そろそろ今回の「まとめ」を述べることにする。
日本の英語、英会話教育は『例外』に焦点を当てて、「原則」を教えないことが重要なポイントだ。
つまり、ぜひ前回の記事をご覧いただいたらすぐに納得されると思うが、be動詞系列(7つの補語のタイプ)は、確かに現在形、過去形はam,are,is、was. wereに結びつくが、未来形や不定詞ではbeが結びつき、完了形ではbeenと結びつく。
一方、一般動詞系列では、確かに現在形で肯定形では「三単現のs」という問題があるが、それが否定、疑問、否定疑問となるとすべて原形動詞フレーズとなるということ。それも未来形や不定詞では同じく原形動詞フレーズなるということ。
つまり、日本の英語教育は本来の「原則」を教えないでその「例外」ばかりを教えているのだ。
そして「現在完了表現と言っても過去形動詞フレーズが使われている」ということだが、世界の常識では、『過去形での表現ができたら現在完了表現は簡単にできる」となっている。理由は簡単で現在完了表現は「過去の行為や状態を現在において持っている」ととらえているからだ。
だから、過去形への転換では動詞にedをつけて表現するという発想がそのまま現在完了表現になるということだ。
こう述べると、以下の表現をどう説明するのだと指摘する人がいると思う。
(過去形) I ate well. She ate well.
(現在完了形) I have eaten well. She has eaten well.
確かに、このeatという動詞は不規則変化をする動詞だ。しかしこの不規則変化の動詞は辞書にも別欄で記載されているくらい『例外」だということだ。ネイティブと言われる人の中にも、非英語圏の人でも平気で三単現のsが脱落させたり、動詞変化を間違う人はたくさんいる。
しかし彼らは『英語を意思疎通の手段」として使っている。そろそろ憲法改正もそうだが、War Guilt Information Programの束縛から脱却するすべきではないだろうか。
今回の【今日の学習】に移ろう。
Chapter 4 「現在完了のこと」を表現する
言うまでなく、英語にはbe動詞系列と一般動詞系列の二つがある。そしてそれらの表現の枠組とその運用は異なったものとなっている。
まず以下の「テーブル」を見ていただきたい。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
be going to+原形動詞フレーズ
be動詞は「存在」を表し、それに結びつく補語フレーズは7つのパターンがあることは、すでに当オンライン講座の第1ステップでそのトレーニングも終えているのでここでは述べない。
その運用、つまり文の生産は基本的にこのファンクションフレーズによってなされる。ただし、be動詞系列の表現ではbeenが使われることに注意が必要だ。
She is going to be looking forward to meeting you.
彼女、あなたに会えるのを楽しみにし続けるつもりよ
「味の素」のコマーシャルではないが。
She is going to be eating well and living well
彼女、上手に食べ、快適な生活し続けるつもりよ
一方、一般動詞系列の運用も、このファンクションフレーズによって行われる。
She wants to look forward to meeting you.
彼女、あなたに会えるのを楽しみにしたがってるよ
She wants to eat well and lived well
彼女、上手に食べ、快適な生活をしたがってるよ
英語発想に身を置き、自分で作りあげた英文であるからこそ、定着・蓄積することになるのだ。さらにみずからの声による作業は何より代え難いと言えるだろう。
【今日の学習】
まずP.252のTABLE NO.1をごらんください。
ここには、I amやAre youなどのファンクションフレーズがあげられています。さらに、P.262のTABLE NO.10の展開型とは、このフレーズにさらに情報を加えた表現のことです。
Are you going to buy new shoes?
あなた、靴を新調する予定なの?
I am going to buy new shoes.
私、靴を新調する予定よ「コミニカ中学英語基礎編」英作法
(1) 私、靴を新調する予定よ
<~は ドンナだ文>
① 私は ~予定だ ⇨ I am going to
② 靴を新調する → buy new shoes
(完成文) I am going to buy new shoes.
(2) 私、靴を新調したいよ
<~は ドウする文>
① 私は ~予定だ ⇨ I want to
② 靴を新調する → buy new shoes
(完成文) I want to buy new shoes.
(3) 私、靴を新調したいしなければならないよ
<~は ドウする文>
① 私は ~予定だ ⇨ I have to
② 靴を新調する → buy new shoes
(完成文) I have to buy new shoes.
このam going toなどはひとまとまりの意味を持ち、つまりフレーズとして「ある心理的な進行状態になっている存在だ」ということであり、「到達」を表す前置詞toによってto以下に導かれる原形の動詞で始まる動詞フレーズが表す「ひとまとまりの行為や状態」に「到達する」といった意味となります。つまりI am going to「私は〜することになってるのよ」「私は〜する予定よ」、Are you going toは「あなた、〜することになってるの?」「あなた、〜する予定なの?」といった意味のフレーズとなります。さらに、「〜しそうだ」といった意味もある。
【オウム返し No. 94】〜【オウム返し No. 95】
ちなみに、P.262のTABLE NO.11を用いると、「〜することになっていた」「〜する予定だった」と過去の意図や予定などを表す表現となります。
Were you going to buy new shoes?
あなた、靴を新調する予定だったの?
I was going to buy new shoes.
私、靴を新調する予定だったよ
Was Lucy going to buy new shoes?
ルーシーは、靴を新調する予定だったの?
She was going to buy new shoes.
彼女、靴を新調する予定だったよ
Chapter 5 「展開型」を表現する
Section 1 be動詞でこれだけ表現できる
【オウム返し No.94】「あなた、何を買う予定なの?」「ドレスを買う予定よ」
【オウム返し No.95】「あなたたち、明日何をする予定なの?」
「食事に出かける予定だよ」
Section 2 一般動詞でこれだけ表現できる
【オウム返し No.96】「あなた、将来何になりたいの?」
「英語の先生になりたいです」
【オウム返し No.97】「あなたは、何を飲みたいの?」「紅茶を飲みたいです」
【オウム返し No.98】「ルーシーは、どこに行きたがってるの?」
「沖縄に行きたがっているよ」
【オウム返し No.99】「私、何をしなければならないの?」
「あなたは、お皿洗いをしなきゃ」
【オウム返し No.100】「あなた、何をしなきゃならないの?」
「お皿洗いをしなきゃ」
私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているFire foxのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
オンライン講座専用ページはご覧のソネットブログを使っての配信となっている.http://jet2020.blog.so-net.ne.jp
【ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座登録方法】
当講座は3ヶ月単位となっていますが、講座はくり返し続きます。
登録料の意味は、「くり返し受講」ができるということです。
当オンライン講座語彙力増強サポートプログ「国際水準の英会話学習法」の全記事を閲覧可能
受講者の方には専用ブログのIDとpasswordをお知らせします。ブログには記事がアーカイブとして蓄積しているので期間・期限を問わず学習が可能!専用ブログは、So-Netブログを使用。
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☆英語脳構築「オウム返し トレーニングブック」
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☆どうして日本人が英語を話せない その傾向と対策