全社協 被災地支援・災害ボランティア情報

全国社会福祉協議会・全国ボランティア・市民活動振興センターより、災害ボランティア関係情報を掲載しています。

『岩手・宮城内陸地震』について(第12報)

2008年06月28日 08時04分29秒 | H20.6.14 岩手・宮城内陸地震
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平成20年度 被災地支援・災害ボランティア情報(第13号)

『岩手・宮城内陸地震』について(第12報)
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            平成20年6月27日(金)22時00分発行
            全国社会福祉協議会 地域福祉部
            全国ボランティア活動振興センター
            http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
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 宮城県
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■宮城県社協■

 27日も県社協から2名、近隣の登米市社協から1名、仙台市、石巻
市社協から各2名、柴田、本吉町社協から各1名が支援に入っていま
す。


■■栗原市■■
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在宅被災住民、避難所に対する支援やニーズ調査を継続
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【6月26日(木)の動き】

栗原市内のボランティア活動
 a.栗駒伝創館地域たすけあいセンター
  ストレスケアマッサージ 1件 〔2名活動〕
 b.花山石楠花センター
  マッサージ・子供対応 2件 〔3名活動〕
 c.栗駒自主避難所滝の原コミュニティセンター
  食事支援 2件 〔12名に支援〕
 d.個人宅清掃 1件 〔1名活動〕
  
 26日は、県社協より2名・近隣の美里町社協から2名、登米市社協、
柴田町社協、石巻市社協、本吉町社協より各1名が支援に入りまし
た。

【6月27日 午後4時現在の状況】

 6月27日は、重点支援特区と定めた花山地区・栗駒文字地区の70
歳以上のひとり暮らし高齢者宅の巡回訪問は、花山地区では支部委
員と支所職員とで電話による確認と訪問日程調整を行い、文字地区
は社協職員による2回目の訪問を行なっています。

 自主避難所「栗駒文字藍の館」では断水の復旧により自主解散し、
「滝の原コミュニティーセンター」は避難勧告解除によりそれぞれ
自宅に戻ることができ、必要な方は宿泊できますが、ボランティア
活動は調整中です。

 午後1時30分に理事会を開き、震災への対応状況の報告を行い、
役員の地域における市民への激励・周知等の再確認を行いました。

 各避難所へのコーディネート職員派遣並びにボランティアの活
動・対応状況は次のとおりです。
1.栗駒文字藍の館:職員1名(午前中)
2.花山石楠花センター:職員3名、ボランティア活動:マッサージ、
 子供の相手
3.栗駒伝創館:職員4名、ボランティア活動:現場対応
4.栗駒滝の原コミュニティセンター:職員1名(午前中)

 また、個別ニーズにつきましては、引き続き市社協職員及び推進
委員長を中心に地区のニーズ調査を行なっています。そして、ボラ
ンティア担当班において、市ボランティアセンター登録ボランティ
ア並びに市内の協力団体等と連携を取り、市ボランティアセンター
機能によりニーズへの対応を行なっています。(市内のボランティ
アで対応しています)。


 栗原市社会福祉協議会では、市内の被災状況並びにニーズ調査に
 より災害ボランティアセンターの設置は行なっていません。

*栗駒耕英地区、花山金沢・中村・浅布地区は道路が遮断さ
 れ、通行止めとなっています。特に栗駒耕英地区はヘリコプター
 による輸送手段しかありません。

◆宮城県社協を通じての依頼に基づき、25日(水)より、災害ボラ
 ンティア活動支援プロジェクト会議から1名が栗原市社協支援に
 携わっています。

 →栗原市社協 お知らせ
  http://www.msv3151.net/any/008/index.html


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 岩手県
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■■奥州市■■
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奥州市社協災害救援ボランティアセンターの活動
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【6月25日(水)の活動】

衣川区で地震発生後2回目となるふれあいサロンを岩の上担い手
センターを会場に開催しました。
参加された20名の方々は、サロンに参加した奥州市の保健師2名
に色々な生活上の相談を行う中で震災後の心の不安を和らげてい
る様子でした。
また、昨日に引き続き、衣川区のひとり暮らし高齢者宅を社協職
員とボランティアのチームで11軒訪問し、震災後の生活に不便がな
いか聞き取りを行いました。

【6月26日(木)の活動】

衣川区で地震後3回目となる配食サービスを実施し、ボランティ
ア2名が区内のひとり暮らし高齢者世帯9軒に昼食を届けながら、不
安を解消するため、生活で困っていることや心配事の聞き取りを行
いました。
配食サービスで訪問したひとり暮らし高齢者の皆さんは、いずれ
も元気な様子でした。
また、家の中の片付け希望が2件あり、ボランティア2名が希望
のあった世帯を訪問して状況の確認を行いました。
胆沢区では、被災された方々への生活支援を進めるため、災害救
援ボランティアセンター開設のお知らせを胆沢区内全戸に配布しま
した。

【6月27日(金)の活動】

胆沢区・衣川区ともに配食サービスが実施され、昼食を届けるの
と一緒に不安を解消するため、生活で困っていることや心配事の聞
き取りを行いました。

 27日、奥州市社会福祉協議会災害救援ボランティアセンターが行
った主な生活支援活動は以下のとおりです。

○奥州市胆沢区
「配食サービス」:ひとり暮らし高齢者世帯25軒、ボランティア
  人数9名
○奥州市衣川区
「配食サービス」:ひとり暮らし高齢者世帯13軒、ボランティア
  人数2名
「水の配送サービス」:1件、ボランティア人数2名


■■一関市■■

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一関市社会福祉協議会の活動
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【6月25日(水)の活動】

これまで避難場所だった本寺小学校から厳美町公民館山谷分館
(旧山谷小学校)に引越しが行われ、避難していた住民の引っ越し
を一関市社会福祉協議会職員4名がお手伝いをしました。
本寺小学校に避難していた住民11世帯40名のうち、10世帯35名が
厳美町公民館山谷分館(旧山谷小学校)へ移転しました。残りの1
世帯5名は市街地の親類宅へ移りました。
移転した新たな避難所の旧山谷小学校は、急遽、改修され、世帯
ごとの居室が整備さるなど、居住スペースや個々のプライバシーが
確保されています。
移転後も避難場所の炊き出しは、6月29日(日)まで日本赤十字
奉仕団などが継続して行う予定です。
また、孤立集落となっていた祭畤地区への林道迂回路が開通し、
避難している住民が一時帰宅のために利用可能になっています。

【6月26日(木)の活動】

避難場所となっている厳美町公民館山谷分館(旧山谷小学校)で
は、畳が敷かれ、間仕切りされた新しい部屋での生活が始められて
います。
一関市社会福祉協議会では、週明けに避難所の各世帯を訪問し、
避難住民の不安解消のため、日常生活上の困りごとや心配事の聞き
取りを行う予定です。


 →ずっぱりボランティアいわて:緊急情報(岩手県社協)
  http://www.iwate-shakyo.or.jp/vc/index.html


●両県・各市とも、ボランティアは市内募集のみで対応して
 います。


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