バレー気ちがいの部屋

バレー大好き人間が“バレー気ちがい”になるべく日々過ごしています。色々な話題で盛り上がって行きたいと思います。

"怒ってもいい"

2023年01月04日 | Weblog
 元全日本代表の益子直美さんがつくられた「監督が怒ってはいけない大会」。大変素晴らしい試みだと思います。この大会を直に拝見したわけではありませんが、言葉が一人歩きしないことを願うばかりです。
 私自身もスパルタ教育の真っ只中で生きてきて、指導者になってからも当たり前のように怒って指導してきました。しかし、ここ10数年で怒ってばかりいる指導には限界を感じていました。
 そんな中、5年前に岩手県の高校教員対象にアンガーマネジメント研修会に参加したことがきっかけで、講師の勧めで『アンガーマネジメントキッズインストラクター』という資格を取得しました。
 人間には喜怒哀楽があり、怒ることは自然のことです。むしろ、全く怒らないことは危険です。
 アンガーマネジメントとは怒りの感情コントロールで、怒らなくなることが目的ではないのです。逆に、怒った方がよい時もあります。
 スポーツでは、諦める状況や場面ではないにも拘らず、選手があっさりと諦めたプレイや態度をとった際、黙って見過ごしていいとは限りません。怒らずに後悔するなら、怒った方がいいです。(実際の場面や選手と指導者の関係性、またはチーム内での決め事等が大いに関係します。)
 ただ「怒ってはいけない」ではなく、怒り方や接し方、言葉掛けを反省して改めるきっかけ作りとして、大会の在り方が活かされればと思います。
 日本スポーツ協会資格やペップトーク、スポーツインテグリティ等を学んでいると、指導者と選手の信頼関係をしっかり構築することが最も大切だと痛感します。そして、定期的に評価してもらう機会を設けて改善できれば良いのではと思います。
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