2015年ファジアーノ 第11節 V・ファーレン長崎戦

2-2の引き分けでなんとか連敗ストップ。ですが、勝ち点１よりもその代償の方が大きかったと言わざるをえません。

レッドカードを受けた植田、累積四枚目のイエローカードを受けた渡辺は次回の栃木戦は出場不可です。

いろいろ意見はあるものの開幕以来ほぼスタメンやベンチ入りしてきた選手が2人もいないというのは一抹の不安を感じずにはいられません。

さて、試合を振り返りますと、やっぱり序盤からのハイプレスに弱く、ペースを長崎に握られます。1点目の失点もかなり序盤でとられますが、長崎のうまさにくわえてファジのダメな部分も出ていました。

前半は長崎ペースの厳しい状況のまま後半に突入。そして後半７分にまたしてもミドルで失点。正直、この時点では「また負けるかな？」と思ってしまいました。

しかし、2点をとられて奮起した片山がGKからボールを奪って１点返すと、流れがいっきにファジに向かいます。ようやく攻めでいい形が見え始めた矢先この試合WBに入っていた植田が一発レッドで退場。ファジが10人に。この試合で植田は悪くなかったんですがね・・・。頑張りすぎてレッドになってしまいました。

ファジペースの試合だったのに10人になったことで勢いがそがれ一進一退の展開に・・・。それでもあきらめることなく走り続ける選手たち。そして終盤、コーナーキックから岩政がヘディングでゴールを決めてなんとか追いつきました。

逆境からの引き分け劇は不調ながらもチームの底力を感じることができて次回につながる試合にはなったとは思いますね。まぁでもここ数試合悪いところが全然改善されてないという印象もあります。

連戦中で修正もキツイとは思いますが、やらなければ今回のように頑張って頑張って引き分けという結果にしかならないと思います。とにかく次回こそは勝利を期待したいですね。

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