ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

今日は72年前、広島に原爆が落とされた日です。

2017-08-06 22:30:03 | その他・日常・たわごと
今日は72年前、広島に原爆が落とされた日です。

昨年はオバマ大統領がアメリカ大統領として初めて広島を訪問するなど、核兵器が世界に拡散し続ける流れを何かしら変える転機になるかも?と思っていたのですが、今年に入り、その希望は打ち砕かれました。

北朝鮮による核とICBMの開発が進行しているからです。さらに北朝鮮は執拗にミサイル発射をして日本を、世界を挑発し続けています。幸いまだ直接的な被害は出ていませんが、この記事を書いているこの時にも日本の本土にミサイルが撃ち込まれる脅威が続いているのです。

また北朝鮮は外国への核を含むミサイル技術のビジネスで外貨を稼いでいるといいます。つまりかの国は核兵器の拡散にも積極的に関わっているのです。

ワタクシはこの現状を憂わずにはいられません。金一族による独裁体制を続けるために核で武装し、売り物にするやり方は腹立たしい限りです。

さて、本題に移りましょう。

yahooニュースでも取り上げられた原爆直後の広島の光景をVR(バーチャルリアリティ)で再現する高校生のことです。

広島県立福山工業高等学校の計算技術研究部の生徒たちは部活動で「原爆投下直後の広島」のバーチャル映像を作る試みを行っています。

彼らが作った映像は原爆投下直後の爆心地から半径300メートルの様子を再現しており、舞い上がった塵などで真っ暗になった周囲に火災の炎や瓦礫、そして遺体がところどころに見え、少し遠くには”原爆ドーム”が炎に照らされて浮かび上がっている光景です。

VRで 原爆の記憶つなぐ18歳
(*2017年8月5日の記事です。時間が経過するとリンク切れしているかもしれません。ご了承ください)

ニュース内の映像もご覧いただければ、かなりの現実感のある映像だということがおわかりいただけると思います。また映像には遺体も配置されていて、とても生々しいですね。

証言や資料に含めて”疑似体験”することができるようになれば原爆による惨禍の風化を少しでも食い止めることができるように感じます。実体験者が高齢化していくなかでこういう試みをする最後のタイミングでしょうから。

それにしても原爆の惨禍を後世に伝えるために被爆者の証言や資料などを具に研究し制作にとりくんでいる高校生たちの姿に頭が下がる思いです。

遺体を描くことが原爆で亡くなった方々を冒涜するのではないかと思い悩み、夜も眠れなかったと聞くと、こんな大変なプロジェクトを彼らだけにやらせていいのか?と思ってしまいます。

国がもっと力を入れて彼らの試みをバックアップ、継承するべきではないでしょうか?核兵器が拡散し続けるなら、日本も唯一の被爆国として、その惨禍を世界中に訴え続けるしかないと思うのです。


映像だけもyoutubeにありました。

「あの地獄と極力似た状況を」 “原爆投下直後”の広島をVRで再現、被ばく者の思いを繋ぐ高校生たち 【AbemaTV】


新しい技術を取り込んでいく発想は若い人ならではですね。最近の若いもんも捨てたもんじゃないですね。頑張ってほしいです。ワタクシもこのブログから応援いたします。

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