うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

山口県光市母子殺害事件を思う。

2007年09月24日 17時23分55秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
わたしにとって、今は、近頃思わず休めたと感じる二日間である。
 原則として、このブログにはマスコミなどの時事ネタは書き込まないようにしていたが、しかし、先日来立て続けに関心を呼ぶ話題が出てきた。

 そのうちのひとつは、広島高裁で控訴審が開かれている山口県光市の本村洋さんのことである。無期懲役で上告されて最高裁で差し戻された事件である。5年前、わたしは、この件では当初から被告に極刑が至当と思っていたが、今回の公判では死刑廃止を標榜する大弁護団が被告を弁護している。その弁護内容ははっきり言って噴飯物である。言うのも気恥ずかしいが、正義には優秀な人材も経歴も関係なく、まして人数を集めれば主張が通るというものでもあるまい。日常になすべきことをごく普通におこなえていれば感覚として分かることである。積み重なって出来た大事な決め事、それを世間の常識という。それでたいがいの問題は判断できる。

 殺人の動機についておこなわれたのは、安っぽい心理小説じみたもの、サブカルチュア、精神分析学的な弁明がどんなに突拍子のないものであるか。自己の心理分析、釈明がそれほど大事か。初めから他者を思いやる心もないくせに。
 それに反し、わたしは事件当時から、新婚家庭の主人であった本村洋さんの発言、挙措に深い関心を持ってきた。まっとうで強い。なぜか。
 どうして、ああいう立派な青年に育てられたのか、卑近な見方になり恐縮ものであるが、彼を、わたしの親としての役目を何気なく比較して感じさせた。そこでは育てた親の教育というものを感じて、わたしはその光景を二重写しで見ていた。

 ほかには、長嶋亜希子夫人の死去と家庭問題、わたしの生来の長嶋嫌いがある。
 三つ目は鹿児島県警の選挙違反でっちあげ事件、四つ目はNTVの‘波瀾万丈’で放送された島倉千代子の人生である。このブログでいつか触れられたら触れたい。
      

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