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この間のTVで7チャンネルの「開運!なんでも鑑定団」を見ていたら 藤井勉 の少女の油絵が出されていて、インターネットで調べたら千葉市緑区あすみが丘ニュータウン内にある ホキ美術館 に収蔵されていることが分かる。近所の 昭和の森公園 はかつて業務上足繁く通った場所だ。
ということで、わたしは急に出かけた。わたしの近場には鄙にもまれな(!) 川村美術館 もありたまに行く、まあ、わたしは生来の絵画好きでもある。当日はまず、注文を受けたギボウシの発送をおこない、車でナビで行くことにした、片道40分か。ほかも廻り、まあまあ時間はある方なので半日以上は外出したかたちになる。
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建築工事は日建設計で施工は大林組である、ユニークな建造物ということだろうか。外観はコンクリート打ち放しのシンプルでコンパクトな建物である。展示方法は回廊型ギャラリーということである。展示空間・動線は細長くて幅員6mという訳になるか。収蔵・展示は日本の写実絵画中心で少女、若い女性の裸体や静物や風景の内容のみで、すっきりしてあっさりしたもの。あえて言うとプロカメラマンによる精密な写真と見紛うばかり。そうすると主題や質感や情趣の問題になるか。わたしにとってこんな趣向の美術館は初めてで、こういう美術館はこの世界では極めて珍しいと言える。しかし残念ながら 藤井勉 の油絵は見ることがかなわなかった。売店でもリトグラフ(複製画)を入手できず。
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