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この場合、宿泊せずとも、最低でも、通り抜けではなく一時滞在をしている。わたしは生来からの地図好きでもあり、その地方の地理や交通はもとより、かつては森林の植生や植栽現場、樹木材料を見て回る、あわよくば秘湯巡りを目指したものであった。過去の造園会社の社員生活でも業務上の出張を積極的に繰り返す。お客との材検や接待は頻々であった。社内でのわたしはワンマン社長の受けも良くて、旅行企画書作成も得意、稟議書の鬼とも呼ばれたくらい。多い月は4回も泊りがけで旅に出る。わが家庭内の家族もあきれ果てていた。
そうすると、気をつかうという意味でもその土地のお土産を購入したものであり、お金も余分に使う、結果的に全国の特産品やお土産に詳しくなった。今でも、聞かれたら即答できるほどだ。最近のお土産をアップする。
◉大多喜町内での千葉県樹木医会の研修会に参加した時のもの。千葉では珍しく城下町の大多喜町はあの徳川家康に縁が深い本田忠勝の居城がある。ここはかなり山深い町だが内房と外房からの鉄道の単線が通じている。
十万石最中 6個入り¥1,350.津知屋さんが製造。ここの最中は世間一般の最中と違って、小豆は十勝産のつぶ餡がぶ厚くはさみこみ皮は閉じず、あまり日持ちしない。味わいはしつこくなくてわが家内の受けがよさそうだ。
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◉わたしが千葉県柏市内の現場にいた頃、管轄の工事事務所が都内下町の亀戸にあり、打合せや工事書類の押印や決裁の用事で頻りと伺っていた。総武線の亀戸駅で下車、メインの十三間通りからひとつ裏通りを歩いてすぐ近くの店舗で 亀戸餃子 を6皿¥1,840.でもとめる。ここは知る人ぞ知るところ、店内はいつも混んでいる。安くて小ぶりな亀戸餃子。ここの美味しさはわが家族全員が認めている。あっという間になくなる。
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