うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

落ち着かない日が続くのですが、

2011年03月19日 05時47分00秒 | 東日本大震災のこと

未曾有の災害、東日本大震災でわたしの身の回りは落ち着かない日が続く。随分と余震が続く。このあいだ、未熟で青臭い日本政府と東電のお粗末極まりない方策によって、突発的に「計画停電」なるものが始まる。今の働き盛りの世代には、タイムスケジュールに沿ったかたちの事前の関係者、関係機関との打ち合わせとか、根回しとかが不得手のようで、本当に困ったことである。相手を思いやったり忖度したりできず(想像力不足である)、あるのは相手を言い負かそうとする巧みなディベートと自己主張のみだ。結果的には全体の不利益につながるのに・・・・・。

 そんなことで、わたしは今週の月、火曜日は電車が動かずして、出社もかなわず。そのあと乗る駅と路線を探し乗り換えと乗車時刻を見て、どうやらこうやら、都内の会社に通う。その間、わたしの家族は遠方まで徒歩や自転車で行ったり同僚の車に乗せていってもらったり、なんとか通勤している模様だ。ガソリンも軒並みスタンドが売り切れで閉まっている。ついでに言うと、建築工事の現場も土を掘り山留めをともなう工事は全面ストップ、絶対的な軽油不足で重宝なユンボ(バックホウ)、発動発電機などの建設機械は動かせなくて作業も休止状態だ。

 今、家庭にいても、仕事に行っても余震が未だに続いている。確かに、一週間も続くのは異常だ。そして、このあとも房総沖地震が予想されている? そのエネルギーは震度2、3から震度4ぐらいの感じだが、その間断時間が長くなってきて少し安心している。

 昨日の朝に総武線に乗り換えるべく駅のホームで待っていたら自分の感覚がおかしい。なんだか揺れている、まわりの物や電車の架線を見ても揺れていない。足もともがふらつく感じだ。わたしは慎重に混雑している車両に乗り込んで鎮まるのを待つ。頭内が妙な感覚、わたしには老人特有の脳の病気の発症経験がなく、これはめまいか、メニエール病か。会社のパソコンでインターネット検索したら、“地震酔い”という症状であるらしい。どうもこのことはトラウマになるらしい。わたしにしてみればそんなことはよくあることで、どうでもいいのだが。

 わたしのような東北の片田舎で育った人間は文明の機器などなくても、種を播き食物を育てる耕すための土くれさえあればなんとか飢えずに生きていける。出身をたどれば百姓の小倅だ。いざとなれば、商店なぞの商品がなくても済ませる、しがない農耕民族のなれの果てだ。わたしはもともと、自分の五感を頼りにするアナログ重視の古い人間。だがしかし、はたして、こんな日がいつまで続くのであろうか。

           


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