今でもコロナ禍の真っ只中であり、東京オリンピック開催まであと2か月、世の中は喧騒にまみれている。今年は西日本では2週間も早い梅雨入りがあったが、こちら関東でもぐずついた天気が続く、近年にない異例の時候を迎えている。
閑話休題、ここでは早々とつぼみを立ち上げて来た雨降り後の水滴を乗せた ギボウシ の接写画像をアップする。ギボウシは小型の原種系が一般的に開花時期が早いが、あらためて、徳玉系の開花も早いことに気付く。
※なお、付け足しではあるが、以前、ギボウシを26種の分類にまとめたことがあり〈徳玉〉と〈寒河江〉の系統分類の説明文を下段に加えておく。内容は我流の代物なので、どうかギボウシフリークの皆様のご批判を仰ぎたい。
撮影日時:令和3年5月23日午前10時
イワギボウシ
中斑姫徳玉・ヒメイワギボウシ
X(品種不明)
曙徳玉
寒河江
■トクダマ系■
学名:Hosta(属)- Bryocles(亜属)- Helipteroides(節)- sieboldiana - var.tokudama
Hosta sieboldiana (Lodd.) Engler var. condensata (Miq.) Kitam
原産地:なし
山陰に自生があるといわれている。オオバギボウシの変種、園芸種。徳玉という名前は葉が丸いことによる。中葉の小型、中型が多く成長速度が遅い。トクダマ系は、種間交雑が積極的に人工的におこなわれているようだ。新しい交配種には斑入りが多く見られるが、地色との複色系の多彩な葉のコンビネーションが人気の秘密か。花の色は白からうすいラベンダー色になる。個人的な経験では、種子繁殖をする場合、トクダマ系は空さやが少なく結実がきわめていいようだ。季節による斑の変化は少なくそのまま秋まで美しいものが多い。
わたしには、観賞価値が高くて飽きの来ない品種という思いが強い。マイコレクションのトクダマ系は、地元の市場で仕入れているが、札落ち同然、品種名が曖昧で確定作業にひそかに苦慮している。しかし、これからはこのグループの増殖と収集には傾注していきたい。
品種名***・****・****・****・****・****・****
徳玉
姫徳玉
中斑姫徳玉
曙徳玉
小曙徳玉
黄金徳玉
黄金姫徳玉
覆輪徳玉
タトゥー(Little Auroraの突然変異種?)
ブルーキャデット(徳玉の実生種)
リトルオーレア(曙トクダマと‘ゴールデンワッフルズ’の交配種)
****・****・****・****・****・****・****
■クロナミギボウシ系■
学名:Hosta(属)-Bryocles(亜属)- Helipteroides(節)-sieboldiana (Lodd.) Engler -var. fluctuans F. Maek.
原産地:なし
****・****・****・****・****・****・****
クロナミギボウシ(黒波擬宝珠)系では“寒河江”がこの世界では有名。山形県寒河江市で偶然、発見された自然交雑種。このグループは大型で肉厚でウェーブをもった大葉の品種が多く、本来は鉢やポットではなく地植えに向いている。落葉時期が遅く、結実状況は、熟すのが遅い部類に入るが空さやが少なくきわめていいようだ。ギボウシの仲間ではよく花も咲くし強健種であり、存在感があり大鉢や化粧鉢を用いたディスプレイに最適の草花である。
これは外国でも日本でも共通した、人気品種である。
品種名 ***・****・****・****・****・****・****
寒河江(Fluctuans variegated)
スーパー サガエ(芽変わり変異種)
リバティ(皇帝?)
****・****・****・****・****・****・****
<ギボウシのご注文に際して赤字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。>
※各品種の単価一覧表は、R3/4/11付けのこのブログで公開しています。販売するギボウシはすべてポット栽培品です。それゆえ掘り上げ時に根を傷めていないので、ほぼ一年中、植え付けが可能です。(地上部のない冬季などの季節を除いてですが。)
なお、【ご注文にあたって】と【購入時、栽培上の注意事項】もお読みください。また、ブログのトップページからたどる等、必ず、最新の情報をお確かめください。
※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)
閑話休題、ここでは早々とつぼみを立ち上げて来た雨降り後の水滴を乗せた ギボウシ の接写画像をアップする。ギボウシは小型の原種系が一般的に開花時期が早いが、あらためて、徳玉系の開花も早いことに気付く。
※なお、付け足しではあるが、以前、ギボウシを26種の分類にまとめたことがあり〈徳玉〉と〈寒河江〉の系統分類の説明文を下段に加えておく。内容は我流の代物なので、どうかギボウシフリークの皆様のご批判を仰ぎたい。
撮影日時:令和3年5月23日午前10時
イワギボウシ
中斑姫徳玉・ヒメイワギボウシ
X(品種不明)
曙徳玉
寒河江
■トクダマ系■
学名:Hosta(属)- Bryocles(亜属)- Helipteroides(節)- sieboldiana - var.tokudama
Hosta sieboldiana (Lodd.) Engler var. condensata (Miq.) Kitam
原産地:なし
山陰に自生があるといわれている。オオバギボウシの変種、園芸種。徳玉という名前は葉が丸いことによる。中葉の小型、中型が多く成長速度が遅い。トクダマ系は、種間交雑が積極的に人工的におこなわれているようだ。新しい交配種には斑入りが多く見られるが、地色との複色系の多彩な葉のコンビネーションが人気の秘密か。花の色は白からうすいラベンダー色になる。個人的な経験では、種子繁殖をする場合、トクダマ系は空さやが少なく結実がきわめていいようだ。季節による斑の変化は少なくそのまま秋まで美しいものが多い。
わたしには、観賞価値が高くて飽きの来ない品種という思いが強い。マイコレクションのトクダマ系は、地元の市場で仕入れているが、札落ち同然、品種名が曖昧で確定作業にひそかに苦慮している。しかし、これからはこのグループの増殖と収集には傾注していきたい。
品種名***・****・****・****・****・****・****
徳玉
姫徳玉
中斑姫徳玉
曙徳玉
小曙徳玉
黄金徳玉
黄金姫徳玉
覆輪徳玉
タトゥー(Little Auroraの突然変異種?)
ブルーキャデット(徳玉の実生種)
リトルオーレア(曙トクダマと‘ゴールデンワッフルズ’の交配種)
****・****・****・****・****・****・****
■クロナミギボウシ系■
学名:Hosta(属)-Bryocles(亜属)- Helipteroides(節)-sieboldiana (Lodd.) Engler -var. fluctuans F. Maek.
原産地:なし
****・****・****・****・****・****・****
クロナミギボウシ(黒波擬宝珠)系では“寒河江”がこの世界では有名。山形県寒河江市で偶然、発見された自然交雑種。このグループは大型で肉厚でウェーブをもった大葉の品種が多く、本来は鉢やポットではなく地植えに向いている。落葉時期が遅く、結実状況は、熟すのが遅い部類に入るが空さやが少なくきわめていいようだ。ギボウシの仲間ではよく花も咲くし強健種であり、存在感があり大鉢や化粧鉢を用いたディスプレイに最適の草花である。
これは外国でも日本でも共通した、人気品種である。
品種名 ***・****・****・****・****・****・****
寒河江(Fluctuans variegated)
スーパー サガエ(芽変わり変異種)
リバティ(皇帝?)
****・****・****・****・****・****・****
<ギボウシのご注文に際して赤字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。>
※各品種の単価一覧表は、R3/4/11付けのこのブログで公開しています。販売するギボウシはすべてポット栽培品です。それゆえ掘り上げ時に根を傷めていないので、ほぼ一年中、植え付けが可能です。(地上部のない冬季などの季節を除いてですが。)
なお、【ご注文にあたって】と【購入時、栽培上の注意事項】もお読みください。また、ブログのトップページからたどる等、必ず、最新の情報をお確かめください。
※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)
ひとつお尋ねいたします。ぎぼうしの花芽分化はいつごろでしょうか?Ciniiでチェックした先行研究でも確証をいまひとつ得られないものですから。
つまり梅や桜のような樹木は別としても、宿根草のスズランやサクラソウだと春先にぷっくり膨らんだ芽を花芽として使い、そうでないものを来年用にする習慣ですが、ギボウシは同様なのでしょうか?拙宅のは花をさぼりがちなのですが、もしそうでなければ(新年度以降に花芽分化をするのであれば)これからの肥培管理に期待を寄せたいと思ったのです。
ご教示をよろしくお願い申し上げます。
ご教示をどうぞよろしくお願い申し上げます。