うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

春の節分を前にして句を詠む

2012年02月03日 05時31分02秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 大過なく、月一回の工事連絡調整会議を早めに終えて、帰途、駅前広場のベンチで時間待ちをする。乗替え駅への便利な直通バスを利用するためである。ここでは、先の大震災による液状化被災箇所の復旧工事の物音に、行き交うは無数の足もとのみ。絡み合った針金の如き樹枝の藤棚の下、ここだけは風も吹かず遅い冬の陽射しでいい塩梅である。もう既に如月、明日は春の節句、気持ちが落ち着いてくると、このごろはここ数日間の出来事が頭の中を去来する。

 ・蒼空に 襟を立て袖をのばし 風を舐める

 ・西日受け 背黒鶺鴒踊る 舗石かな

 ・雑踏に 耳をそばだてて 春日和


 ・春宵に ぬくもり喪いししじまかな 

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