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この土木的な造成工事業務も今年度いっぱい。次年度以降、後は建築工事だから工事規模が大きくなければ地元の業者でも、大体、間に合うということになっている。また、漁港や農地改善事業などの産業基盤整備、生活にとって大事な道路などのインフラ整備がある。
話が横道に逸れた。
そこで、実家でわたしのやらなければならないこと。
まず、ギボウシの種まきがある。これは一か月ほど時期がずれるがまあ間に合うだろう。それと恒例になっているタケノコ堀りがある。千葉だと4月の中旬くらいから、その年の気候の推移と直前の降雨を気にしつつ(今年は去年より、一週間程度、気候が早まっていると推測している)、この時期には3回か4回行くのだ。早朝、マイ筍鍬と土嚢袋を持ってそそくさと出かける。袋に三つや四つを持ち帰り、さっそくわたし自身が台所でタケノコの皮を剥き湯がいてあくを抜く。お裾分けをする。好きなタケノコ堀りは、どうも、わたしにとっては、生来ある農民の心情を揺り動かしているのだろう。
それと、庭に野菜を植える。毎年のことだが、特にきゅうりの植え付けだ。初夏の収穫として、いつも豊作でリビングの窓からもげるほどでたわわに実る、きゅうりもみはわが家族の好物になっている。
この頃、実家に帰るのを心待ちにしているわたしがいる。
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