うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

雪の下 ではなくて、 大文字草 だった。

2011年11月08日 17時07分42秒 | ガーデニング・庭づくり

 この間の終わった植物分類技能検定試験の復習というほどではなく気になっていたので、過去の問題集をチェックしてみた。それには巻頭に口絵写真のように植物鑑定のページがついていて、わたしはそれを試しに植物名を答えてみた。結果はおおむね10問中2問しか正解できず、惨憺たるものになった。過信は恐い。似た名前まではたどり思い出せるが正確ではない。わたしが、日頃いかに植物を大まかにとらえているか、気落ちする。
 そのなかで、やはり実見したことのない山野草がゾロゾロ出題されていたのだが、その中でアレレと気づいたのが 大文字草(ダイモンジソウ) だった。このブログで先日知らせた 狂い咲きのユキノシタ とは大きな間違いで、この時期に咲く 大文字草 だったのでびっくり仰天である。身近な所にあったのだ。これはギボウシの6号プラ鉢で生育していたもの。この草花自体は購入した記憶もなくどこからか紛れ込んだのだろう。どうも2,3年前に小売市場でもとめた、札落ちの青花ギボウシの根株にくっついていた模様だ。
      
 早速今度、ギボウシの株分けを兼ねて、大文字草の株を別にしてやろう。そんなに栽培がやさしそうではないが、庭のサツキツツジの密植されている足元の陰にたまたま置かれていることが良かったらしい。生育環境を調べてみると、どうやら高山性で栽培適地は亜寒帯の北海道、人工交配、選抜により約80種以上の品種があるらしい。やはり、ここでもギボウシをはじめとして、 九輪草 や 雪割草、それに 采配蘭 などのように山野草マニアの世界では珍重されている。
 Webサイトでの知識によると 植物分類上では、ユキノシタ科ユキノシタ属である。
学名では Saxifragaceae.fortunei Hook.f.var.alpina(Matsum.etNakai)Nakai となるそうです。
 わが家では、 大文字草 はこの春の 金襴 に続く希少株であり愛蔵品になりそうである。後日あらためて、仕立て直した鉢で写真をアップしたい。
 
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