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そのあとに台風6号が大雨を降らせた。自然界にとって、これはある意味で恵みの雨だ。
それはともかく、ここでは、匂いギボウシの異名をもつ マルバタマノカンザシ の実生繁殖の話を書き込み、画像をのせたい。この品種は中国での原種とも推定されている品種だ。わたしには今までに園芸品種と言われる タマノカンザシでは実生の栽培経験はない。
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これは二年生苗である。 マルバタマノカンザシは発芽率もよく、発芽後の生長はいいようである。種子はおととし夏前に初めて入手した株についたのだが、昨年は下の画像の用に開花したのに実はつかなかった。
≪撮影:平成10年 8月24日午前5時30分≫
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ことしも、そろそろ、わたしのところでもタマノカンザシ系の花が咲き始めた。どうなるか。
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[フレグラントブルー]
どうやら、結実させるにはどうもこれは、肥倍が必要だ。ほかに花つき量の調整、株分けを避け根株の充実。結実などの生育管理はやってみないとわからない。本格的に繁殖させるのには、あらかじめそのことを念頭に置かなくてはならないのだ。ちなみに、この品種はギボウシのなかでも、多年草として一番花壇や緑地に向いている。ガーデンプランや植栽計画などでは、低木と地被のあいだに配置したり、夜開性の甘い香りの花を生かしボーダーとして利用される。
なお、一般には タマノカンザシの肥倍技術や知識は知られていないようだ。
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