今朝は雨、でもそれほど寒くはない。
これは、先日の午前に遠景で撮ったアオサギ(蒼鷺)だ。背景の一枚目は閘門橋である。橋脚を煉瓦でつくった古典的な土木建造物、水量調節のための貴重な先人の遺産だ。
アオサギはじぃーと動かず虎視眈々、聞き耳を立て水面を監視して魚を狙っている。この川はコイやフナ、ボラが多く、都内の中川を通じて東京湾とつながっていて、水質は海水が混じった汽水域になる。この時は上流から下流への順流になっていて引き潮であった。
写真はデジカメを持ち小一時間を経過したアングルだが、剥製のオブジェか置物のように相変わらず動かない。よく昔から馬鹿サギといったものだが、微動だにしない。
見ていると、なんだか、こちらが落ち着かなくなってしまう?。そのうち、わたしのことだから、きっと、石を投げつけるとかいたずらをするに違いない。そういえば、わたしが子供の時分、水切り遊びが得意だった。
アオサギの真剣な生存競争、それにあたりの静謐を破る行為は大人げないことですが、でもわたしは、多分やりそう。