5月21日は「小満」、二十四節気では陽気高調して、万物ほぼ満足する候とある。なんとなく梅雨入り直前のうやむやした天候が多くなった。それも過ぎ、もうすぐ「芒種」だ。
いつも3時から4時に、目が覚める。朝早く起きると、じっくりすればいいものを外に出て、落ち葉を素手で拾い集めはじめる。箒を使えばいいのだが、そんなことを何気なくする。医者の不養生、紺屋の白袴、わたしにとっては職業柄、家に樹木が多く路上に散らばるのを気にしている。それに自家製の堆肥にするためだ。
誰の目にもつかずだからそうしている、自分がいる。
あと少しすればわたしは出勤の準備をして家を出ていく。会社なるものへ仕事をしにいく。ところで、いつのことだろう。勤め人の仕事ぶりに絶望したのは。
むしろ、自分の夢を実現するために、会社という組織と経費をつかう方がまだ正々としている。むろん、そのためには自他共にその実力が認められていればの話だが。そして、もちろん、それに見合った給料があれば御の字だが。
せいぜい、その人の生き方の裡に会社勤めがあるに過ぎないのに。
自らの足で生きたい。いつのことだろう。世間の中で、視野が狭く、勘違い人間の多いサラリーマンの性に気づいたのは。
いつも3時から4時に、目が覚める。朝早く起きると、じっくりすればいいものを外に出て、落ち葉を素手で拾い集めはじめる。箒を使えばいいのだが、そんなことを何気なくする。医者の不養生、紺屋の白袴、わたしにとっては職業柄、家に樹木が多く路上に散らばるのを気にしている。それに自家製の堆肥にするためだ。
誰の目にもつかずだからそうしている、自分がいる。
あと少しすればわたしは出勤の準備をして家を出ていく。会社なるものへ仕事をしにいく。ところで、いつのことだろう。勤め人の仕事ぶりに絶望したのは。
むしろ、自分の夢を実現するために、会社という組織と経費をつかう方がまだ正々としている。むろん、そのためには自他共にその実力が認められていればの話だが。そして、もちろん、それに見合った給料があれば御の字だが。
せいぜい、その人の生き方の裡に会社勤めがあるに過ぎないのに。
自らの足で生きたい。いつのことだろう。世間の中で、視野が狭く、勘違い人間の多いサラリーマンの性に気づいたのは。