うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

施設管理組合の書類整理2

2007年05月15日 04時14分07秒 | わたしの日常です。
施設管理組合の書類整理をやっと終えた。5/6から5/11にかけて、合間の時間を見つけて、各日に3.0H, 2.5H, 2.0H, 2.5H, 2.0H、と通算すると作業時間量は12.0H になる。業務量の稼働日数は大体、2日間になる。
わたし個人の保管用としてA4ファイル4冊になり、組合の書庫へ収納分は紙袋2つにまとめた。
 施設管理組合の理事長になり、過去の書類を見たり、情報収集したり、勉強したり(わたしにとって嫌な言葉のニュアンス)、千葉市内の海浜幕張にある管理会社に出かけて打ち合わせしたり、司法書士事務所との打ち合わせがあった。
 その作業に加えて理事会、総会、説明会などの稼働日数を一年間で累計すると、15日間になる。プラスこの書類整理が2日で合計17日間にのぼる。

 ちなみに以下のことは仕事ではなく、いわばボランティアである。参考のために計算してみる。
 理事長職の個人報酬については色々な計算方法があるだろうが、例えばこれに、わたし独自の原価計算と時間数をもとにした日給計算でいくと、17day ×14,400.=244,800.になる。作業単価については技能・熟練度を加味している。経費は現状としてはわずかながらも持ち出しであったが、無論、この算出計算では別扱いである。

 わたしの強みは、建設・土木関連の知識経験があり補修工事にはほかの人より詳しく、作業する施工業者への対処方法を知っていたこと。またわたしにとって、地域・住宅の権利関係、管轄エリア、未収金回収の債権などの対象範囲・法律・訴訟にそれほど予備知識が必要なく、比較的軽く対応でき、特に問題の組合員に対し無知ゆえの同情心に流されず対策を明文化できたことになる、と思っている。
 それでも、特に大きかったことは市とのボランティア活動参加、経験によっていろいろな地元の施政の方向・情勢をつかんでおり、また知己があったことがどれほど役に立ったことだろうか。このことは、折りにふれ、余談風に施設管理組合の役員・理事会で話していたが。
 わたしには、生来、なぜか直接の利益につながらないことに一所懸命になる不思議な性分がある。当時、個人の仕事による収入などは非常にお粗末なていたらくではあり、この性分もあるとは言え家族には不信感を持たれたほどだろう。

 わたしの考え方によれば、自営業をはじめてから数年間の間にものの見方が変わり、今までの仕事人生イコール会社人生という等身大の生き方をを否定してきている。本当に一人で何が出来るのか、という発想と視点についてわたしは苦い経験をした。だから、しばしば公私混同ぎみに行動せざるを得なかった。つまり、私事と仕事は同一レベルであたるべきものであり、仕事の多忙さは理由にならないということになる。
 施設管理組合の活動は、当時のわたしの関係する会社に遠慮せずにこのことはオープンにしていた。もっとも、今回の、施設管理組合の役員・理事会の面々には曲解されるのを恐れてこんなことは言わなかったが。

 事業主は別にして、会社人間は仕事面で定年を迎えてやることがない、とたびたび言われている。何のために今まで生きてきたのか、何をするために生きてきたのか。会社人間は、会社内外のみの身過ぎ世過ぎだけがわれ知らず自然に身に付き過ぎて、実は本人が認識しているほどには世間・地域社会では使い物にならない。会社組織の役職・部署・待遇が一般社会にも通用すると無意識に思っている。それなら、実社会に生身をさらされている小企業主、商店主、農家などの自営業の方が地域に密着して健全な考え方をしている。単に会社という借り物をかぶり、みずからの頭と気持ちをないがしろにしてきたのであって、置かれている実情を見たがらないだけだ。

 この物言いは、ひょっとして、極論過ぎて臓腑の苦言になるだろうか。やれやれ、という思いの中で一言言わせていただいた。
    
コメント
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