うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

施設管理組合の書類整理

2007年05月09日 10時47分34秒 | わたしの日常です。
今現在、昨年10月の終了した理事長として(戸建)施設管理組合の残務書類の整理を四日前からおこなっている。というのも、生まれつきの気分屋で今まで怠けて放っておいたもの。
 無報酬は当然のこと、任期はたった一年間ではあったが、引継ぎを受けその内容を知るに至ると分かったのだが、施設管理組合には前回まで先送りしてきた問題があった。それに対しわたしは、理事会の席上、それを一挙に解決しょうと提案し意思統一をはかってきた。まあ、わたしの、即断即決、白黒をはっきりつけよう、という性格もあったのでしょうけれども。
 その都度アンケートを実施、場合によっては説明会をおこない四つの懸案の課題をまとめたものである。
 ・管理費等の銀行引き落とし方法の変更(ファクタリング)
 ・自治会からの街路灯管理の移管受け入れ  
 ・未収管理費等の法的対策(訴訟手続きの制度化<司法書士→弁護士に依頼する>・簡易訴訟)
 ・テレビ受信方法の変更と電波受信施設の廃止(地上波デジタル放送切り替えに伴うTV共聴受信アンテナ施設から地元市民ケーブルTV会社の移管)

 その関係書類がショッピングバッグ4個分もあり、自宅にはしまう場所もなく家内からブウブウ言われていた。このほど、新たに書庫を購入したのでそれに整理し収納するためだ。
 管理会社の方から、毎回山のように資料が回ってきた。担当者は几帳面で生真面目な性格であったのだが、そしてそれは信頼できるのだが、その業務内容のおおまかな全体をつかむまでが一苦労であった。わたしは技術屋ではあるが、これでも人並みに事務能力はある。前理事長からは管理会社にいいように使われないように鵜呑みにしないようにと引継ぎがあったが、振り返ると、今まで、組合員である住民が無自覚で施設管理組合の処理がイージー過ぎたのだと思う。管理会社任せであり過ぎたのだ。事務管理業務の委託先である管理会社がつくる理事会報告書も文章は構成と記述がいい加減であり、口語文と文語文の混同、日本語は誤字脱字だらけでうんざりしたものだが、わたしはそれを‘校正’と称し直させた。なぜなら、これは記録として残るものだからである。

 理事長は、副理事長3名共々年間2,500万円内外の会計を預かり、決裁することになる。実のところ、それ以上に各組合員の意見を集約して370余世帯をまとめていくのが大変であった。わたしの経験上、こういう場合、原則的にはまとめ役の自分自身の意思は二の次である。この住宅地は推測するに9割ぐらいはサラリーマン家庭だ。休日を除き昼間は住民が少ない。働き手のご主人は地元のことを知らない。皮肉で言うならば、知らないことを知らない。これが情けない実態だと思う。
 わたしにも徐々に組合の置かれている背景が分かってきた。‘区分所有法’はこの組合に該当しない。法人化も難しい。自治会との統合問題。最終的には組合積立金の財産運用までは、と思っていたのだ。しかし結果として、なかなか手が回らなかった。毎回理事会の開催時には管理会社の担当者と事前の打ち合わせをおこない、その当日はいつも10時から13時までかかったが、戻ってくると家で疲れてヘトヘトになり夕方までベッドで寝ていたもの。これで、お役御免、さすがに最後の10月29日の通常総会は緊張するものだった。
 おおむね、総会・理事会・説明会の進行はおかげさまでこちらで一貫してリードできたが。参加者のなかにはこの場のTPOに合わない、クレームばかり言う人がいた場合は、発言と事実に即し確認した。良いアイデアは積極的に取り入れ、一言居士・小言幸兵衛・喋り好きなどの、うまい言い回し、言葉遊びに過ぎないものは時間の無駄として徹底的に真正面からしりぞけた。
 一般の社会同様に大体そのような人たちはどこにも常連じみているものだが、議事進行上、乱暴にもそのように処理した。わたしは、できるだけ皆の総意がどこにあるかを気にして、その他多数の意見を拾い上げることに意を尽くした。
 わたしの生活と仕事環境は、この期間には自営から勤め人に変わっているが、時には出張先の福岡までメール連絡と書類を添付ファイルで送ってもらったこともある。
 この3月からは自治会の班長になり、またこの住宅地全体のことを考える役目となっている。今後、この地域社会の知りえた知識・知友関係を活かせればと考えている。
        
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