うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

本好きのつぶやき

2007年04月07日 09時04分46秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧
  先日のこと。わたしは都内駒込から、電車で区々と窓外の移り変わる桜の散る花びらなどの情景を見つつ、うつらうつらしてから、夕刻に千葉駅に廻る。
 そごうデパートの中のなじみの三省堂書店に手配していた本を受け取りに行った。全冊は揃っているかな、とおもい寄ったのだが、読者サービスが徹底して来たのか以前よりその入荷日数が早くなっている。若い人は知らないだろうが、わたしにとって神田神保町時代からの三省堂書店である。コンビニ並みの本を読まない書店員が多くいる、チェーン展開する最近の大型店舗とは訳がちがう。

  (マレー諸島〉上下         A・R・ウォーレス
  〈新しい国語表記ハンドブック〉  三省堂編修所
  〈執筆論〉              谷沢永一
  〈硫黄島の星条旗〉         J・ブラッドリー
  〈CAD利用技術者試験2級・基礎公式ガイドブック〉(社)コンピュータソフトウェア協会

 などの本である。このようにわたしの読書傾向は、分野にまとまりがない。以上をカード決済で、〆て¥10,338.也である。購入費用について、数年前の勤め人時代、ひどいときには毎月2~3万円支払っていた。当時は会社の経費と自分の業務担当意識でもって、半分以上は仕事関係の本(設計資料)も自腹で負担していた。無論、わたし自身がお仕着せ(?)を嫌がり好きな仕事には自ら負担する、という生来の天の邪鬼もはたらいている。おまけに本を借りて読むという行為がいじましくておもえてならない。そのくせ、どんどん他人には貸します。しかし半ば返却されない。これは悪口を承知で言うのだが、わたしの経験では特にサラリーマンがそうだった。
 というわけでもないが、わたしは昔から本を借りて読む図書館利用者を軽蔑している。本は身銭を切ってこそ、絵空事とも言えるだろうが、実はその人の人生・経験を追体験できるのだから・・・・・。

 しかし、読書と言うと一般的には(世間的には)長所のとらえ方をする向きがあるが、それにはわたしは賛成しない。外観からわからなくとも悪影響もあるのだ。
 数多く読めばいいってものでもない、むずかしい本を読めばいいってものでもない、偉い人の本を読めばいいってものでもない、読み方の問題だ。興味と主題あるいは問題意識かな、とおもう。また読めばいいってものでもない、本も読まず他人とも交流せずみずからの頭で思考力・想像力をキチンとはたらかせればいい。まあ、むずかしい限りではありますが・・・・・・・・。
 わたし自身はむしろ書痴であり、生活上は本道楽に属しているとおもっている。日常の暮らしの中では、ほかの事はさておいて何はなくともという、20歳代からの活字中毒だから。
      
コメント (6)
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