K-@rk's Networks ITSide

IT系の情報や自己所有のパソコンに関することを書いてます。

Blu-ray互換で400Gバイト パイオニア、16層の光ディスク開発

2008年07月07日 23時14分37秒 | ハードウェア
パイオニアは、容量400Gバイトの再生専用
光ディスク開発に、世界で初めて成功したと
発表した。25Gバイト層を16層積層。
Blu-ray Disc(BD)と互換性を保てるという。

プレスリリースはこちら

ここからは、個人的見解など。
同社プレスリリースを見ると、多層の光ディ
スクにおいては、再生していない他の記録層
からの不要な信号の影響や各記録層からの再生
信号が微弱であることから、安定的に良好な
再生信号を得ることが困難なため、積層する
記録層の数に限界があったとのこと。

しかし他の記録層からのノイズを低減する構造
を開発したことなどにより、これらの課題を
解決し各記録層から高品位な再生信号を得る
ことのできる多層光ディスクを実現。

読み取りシステムには、広いレンジで収差を
補正する光学素子や、微弱信号を高S/N比で
読み取れる受光素子を光ピックアップに採用
したことにより、安定的な再生信号の読み取り
を実現。対物レンズの光学的仕様はBlu-ray
Disc規格と同一であることから、互換性を維持
することが可能ということなのだが・・・。
あくまで現段階では、研究段階であり実用に
至るまでにはまだ時間がかかるだろう。
(出たとしてもHD-DVDのように、これ以上に
良い規格が出れば潰される可能性もある)

しかしながら、HDD並みの記憶容量を実現
した光ディスクが出てきたのは驚いた。
しっかりと製品として登場し、普及してほしい。