二人の正夢 ♪

Discdog Freestyle 「ハチ」と正夢を実現
その意思を継いだテッド、そしてカールと
奮闘、成長していく

昔話 その2

2013年03月10日 | ハチが我が家にやって来た

ドンが天国に行って,寂しさが出る前に新しい犬が祖父の家にやってきた。
早く会いたくて仕方なかった。
ドンは勝手口にいたが,新しい犬は庭の入口のサークル内にいた。
庭の入口をあけて,すぐにその犬を見たとき
聞こえてきたのは「ウゥゥゥゥ~~~」 ん?おいおい・・・
後ずさりしたのは言うまでもない。
初対面,当然警戒するのは当たり前と思い,家に入った。
夕飯をあげると言うので,私がボールに入った餌を持って行った。
案の定,しっぽフリフリ♪ だよね~と思いサークル内へ入れたが
先ほどの唸り声でビビッていて,置いたらすぐに下がってしまった私。
犬は鎖で繋がれていたため,届かなかった(笑)
ごめんね~と言いながらボールを取って近づけようと思ったら
「ウゥゥゥゥ~~~~」マジ。。。 怖ぇ~~~
ボールを再び触ることはできなかった。
何で友達になれるはずの犬とこんな関係になるのだろうか
祖父母に報告すると祖父は庭に出て行って,ボールを近づけて食べさせていた。
 しかし,祖父がボールを触ったときも唸っていた。
なぬ?ダメだ,こりゃ~
この2匹目のワンとは結局仲良くなれなかった。
散歩も1回も行くことはできなかった。
祖父は,普通に散歩をしていた。犬は,ベストを着て襟巻をしていた。
何か違うな
何でこうなるんだろう?なぜ仲良くできないのだろう。
犬と人間はいつも一緒に生きていけるものだと思い込んでいた私にはショックだった。
楽しみにしていた散歩もできず,触れることすらできない。
しまいには,唸られるのでは・・・
ドンがどれ程可愛かったかがジワジワ心に沁みた。
犬を飼うことがどれ程面倒なのか,そのとき何となく感じた。
自分が犬という動物を考え直す機会にもなった。
ちなみに,その犬の名前すら思い出せない。
相当ショックだったのだろう。



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