歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

馬鹿と下品

2009年04月14日 | ◆獣神演武
○○なら、何でもいいんだろ?

という態度こそが、全ての愛を凍らせるのです。

実際のところ、○○なら、何でもいいんです。
でも、それを態度に出してはいけない。あなたたち、パブリッシャーは。

クリエイターは馬鹿で。
パブリッシャーは下品。
と分かっていても、私たち消費者は慎ましやかに目を逸らして、まるで楽しく美しいモノだけがそこにあるような態度を取ってあげている。
だからパブリッシャーは、消費者は更に馬鹿だ、と、わかっていても、そこもまた、見て見ぬフリをすべきなのです。

パブリッシャーに足りないもの。
それは作品に対する愛ではない。
馬鹿に対する、礼儀なのです。

馬鹿は、己が馬鹿だとわかっています。
だからパブリッシャーは己が下品だと自覚しましょう。そうすれば自ずから、礼儀正しくなるというものです。


そしてまた、馬鹿は己が馬鹿だと忘れないようにしましょう。
私らを敵に回して、アレが売れるとか思ってんの?
とか言っちゃった時、もう「私ら」は威張って醜い年寄りなのです。
そしてアレは、馬鹿で素直な若者に、さくさく売れていっちゃったりするのです。






逃げたい。目を逸らして口を閉じ、まるでそんなものが存在しないように、穏やかな態度でやり過ごしたい。
でも、パブリッシャーは容赦無く、それを叩きつけてくる。

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