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漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

真理の扉と賢者の石

2005年09月18日 | ◆小ネタとか突っ込みとかつぶやきとか
「鋼の錬金術師」◆
まだ全然、まとまっていないんだけどさ。
直接ネタばれ記載は避けてます。でもガンガン連載を元に喋ってます。

ずっと、賢者の石、がキーワードだ。
今も、「扉を開くには賢者の石?」という仮定で、エド達は動いている。

でも、賢者の石があるなら扉を開ける、ものなのかしら。
「お父様」は賢者の石を持っている。限りなく完全に近い賢者の石。
じゃあ、「お父様」は、自由に扉を開けるのかしら。
真理をその手にしてるのかしら。

「錬金術師は真理を追い求める者だ」
なら、真理の扉を己のものとすることが、錬金術師の最終地点?

もしも、賢者の石で扉を開けないのなら。
扉を開くのに必要なアイテムは、賢者の石では無いのなら。


通行料、として持っていかれたのは、身体の一部。
身体、なら、何でもいいの?
自分に関係の無い人間、見知らぬ人間を、生贄として捧げれば、扉を開けるものなのかしら。

真理は残酷だが正しい。
己の血肉やそれに等しい肉親を、通行料として支払うこと無しに、真理を垣間見ることは。
できないような、気がする。
「人は何かの犠牲無しに何も得ることはできないのだから」

自分には関係ない人間、会ったことも話したことも無い人間の命から造られた賢者の石で、扉を開けられるというのなら。
それは結構、お得な話だ。


自分に関係ない人間、例えば会ったことも無いイシュバール人3人と、自分の右手なら、どちらが大切?
自分が住む村の自分を慕ってくれる村人達と、国全部の人間と、どっちが大切?

「ロイ・マスタング。彼は優しすぎる」「扉を開けさせてみせましょう」



賢者の石、を追い求めても、扉は開けないのかもしれない。
けれど、扉のすぐそばに、賢者の石の謎はある。
だからエドとアルが、賢者の石を追い求めてゆくなら、いつか扉の前まで行き着くのだろう。

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