歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

仮想リアルタイム読み

2004年08月01日 | ◆小ネタとか突っ込みとかつぶやきとか
コミック6巻の時点で出会って大人買いだったので。
こんな楽しみ方をしてみる。

仮想リアルタイム読み。
もしも、連載時にコレを読んでいたら。

1話目から4話目まで、普通に少年漫画として楽しんで。
5話目が、タッカーとニーナ。どがん、と叩き落される。
6話目、「ちゃんと作ってくれなかったのね」で始まり、エドの右手がぶっ壊れて、終わる。
最初からレベル100の主人公の、初めての危機。どうなるんだよ!と焦燥にかられてじりじりと待つ一ヶ月。ようやく手にする7話目。で、例の。
無能発言。
このインパクトは並じゃない。

例えば6巻最初。
前月から引き続きヨック島。全は一の答えを見つけ、さあ本修行、で終わる。
で、翌月。どんな修行かと思いきやそれすっ飛ばしてリゼンブールに帰ってきたシーンから始まり。そのまま、人体錬成へ突入。
展開の緩急に舌を巻く。

でもこれ以上に急展開は、やっぱり。
第5研究所のあと。アルの自己存在の疑問。この漫画の最大のテーマかもしれない、それ。
病院の暗がり、一人ガラスに手をつくアルで終わる4巻1話目。
「好きでこんな体になったんじゃない!」と叫んで終わる2話目。
そうして、66との対決から3ヶ月。兄弟で拳を合わせて新たなる決意。その号で。
ヒューズを殺す。

作者、上手すぎ・・・。


仮想リアルタイム読み。おすすめ。

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