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ウタマロ代表の勝手にコラム!

プロレス者「ウタマロ代表」が想う、そして綴る!
読者の皆様と一蓮托生!目眩くエロティックワールドへようこそ!

ぼくは空想しプランを立てる。

2005年05月09日 | 本や音楽のコラム
この一冊と出会わなかったら今のぼくは無い。

『壁』 (安部公房著)

今回の題名は第二部「バベルの塔の狸」の中から、ぼくの気に入っているフレーズを拝借させていただいた。

安部公房氏を尊敬してやまない。

高校時代に第一部「S・カルマ氏の犯罪」を読んでから、ぼくが向かうべきベクトルが方向付けられたように思う。

狂気?狂っている?…この世は不条理だらけ。生きる根底には100%エロスがある。それは愛なのか?それとも愛欲?

「いつだって、ぼくは空想しプランを立てている。」

でも、なんで僕はこんな一銭にもならないブログなんてモノをやっているの?そんなぼくのコラムを読んでいる皆さんは余程の物好きだ。

こうなったら一蓮托生だよね?

皆さんには、ぼくがブログを止めるまでお付き合いいただこう。

ぼくはブログの中で静かに果てしなく成長していく壁なのです…。


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お金について少しだけ

2005年04月27日 | 本や音楽のコラム
今、橘玲氏の著書を買って読んでいる。題名は『「黄金の羽」を手に入れる自由と奴隷の人生設計』

以前もこのブログで書いた。僕はお金に関する本をたくさん読んだけど、氏の本が一番為になると思うと。(参考記事:プリンで財を成したい!?

氏のクールでドライな「マネー考」は一読の価値アリ!是非皆さんにも読んで欲しいのだ。

僕はお金が大好きだ。お金のことを考えるのが好きだし、「どう使うか?」と「どう貯めるか?」二律背反することを常に考えている。

僕がお金にこだわる一番の原因は家が商売屋だったから。小さい頃からお金の話をよく耳にした。子供の頃、僕は手形帳を持って庭を駆け回っていたらしい。

それから僕は何故か理系に進み(これは巨乳率のせいだ!参考記事:結局、僕は福下恵美でもドギマギし損ねた…)、おそらく一生喰いっぱぐれが無いであろう国家資格を持っているにも係わらず家の商売を継いでいるのは、小さい頃からお金に触れてきて…そして考えた結果、資産形成には「法人」を利用するのが一番だと思ったからプラス親に説得されたからなのだ。

まあ、こんなに景気が悪くなるなんて思わなかったから若干目論見は外れたけれど…。

さて元も子もないことを言うけれど、お金を貯めたいならば「使わない」のが一番だ。

これなら誰でも明日からできる。みんな分かってるようで分かって無いからもう一度言います。

「お金を貯めたい人は使わないでください。」

でも人生それだけじゃあつまらない。使ってこそ浮かぶ幸あれだ!誰かが「チ○ポとお金は生きているうちに使え!」と言っていた。

…両方使います!一方で貯めつつ一方で使います!堅実な一面を見せつつ、使うべきところは使わせていただきます。

使わなければもっと貯まるのだろうけど、それでは一回きりの人生がちっとも面白くありません。墓場までお金は持っていけないのだから。

後世の人には蔑まれるでしょう?それはそれで嫌な気がします。

だとしたら簡単です。

この世でたった一つのお金が貯まる方程式。

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

この中の「収入」を増やせばいいだけの話なんです。

これから僕の頭はここに使うことにします。でもブログは手を抜きません!

ようするに僕は今よりもっと頑張ります。つまりはそういうことです。


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サンボマスターのどこがいいかと言うと…

2005年04月16日 | 本や音楽のコラム
自分で言ってしまうけど、僕はなかなかのお洒落さんなので、サンボマスターのような「非スタイリッシュ」に情熱をビッシビシぶつけてくる人間くさいバンドを聴くということはあまり無い。

でも、僕はサンボマスターが大好きだ。

理由は一つ。

ヴォーカルの山口隆が「あなたと分かち合いたい」「今までの過去全てを僕に話して」と言っているから。僕の中にもある、人には決して見せたくない邪で情けなく泥臭い思いを、恥ずかしがる事無く思い切り歌っているから。

ここまでされると、スタイリッシュ云々はもうどうでもよくなって、素直に感動してしまう。

テレビや小説の中の男が言う「君の過去なんてどうでもいい。全く気にしない。僕とこれからを生きていこう。」

…そんなの嘘だ。

そういう男は余程の大物か、ただ単に無神経か、そのようなフリして自分に酔っているだけか、気にしていても気にしてないように装っているか、ただ傷つきたくないから聞けないだけか…。

山口君も、そして僕もそうだけど、とてもちっぽけな僕らは、凄く臆病で、あなたの過去を受け止められるような男ではないのかも知れない。

でも、聞きたいのだ。聞いたうえであなたのことを好きになりたい。もしかしたら自分にはその度量がないかも知れないけど、聞くという過程を経た上でもっともっとあなたのコトを好きになりたい。

彼がいつも言っているコトはそういうことだと思う。

そんな邪な魂を歌詞にして、情熱という名の日本語ロックで僕らに叫び続ける。

やっぱり僕は、彼のことを好きにならずにはいられないよ。

プリンで財を成したい!?

2005年03月28日 | 本や音楽のコラム
最近世間ではお金の話ばかり。ホリエモンだのSBIだの。横綱朝青龍も懸賞をグワっと鷲掴み。う~ん、僕もお金欲しいなあ…。

しかしそんな時は、心に刻み込んでいる世の中でたった一つの「お金持ちの方程式」を思い出すことにしている。

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

人類の歴史に貨幣が登場して以来、お金持ちになる方法は3つしかない。
①収入を増やす。
②支出を減らす。
③運用利回りを上げる。

さて、僕がこの方程式を知ったのは「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方~知的人生設計入門~」 橘玲著:幻冬舎 という本を読んだから。

僕がお金に関する本を読んだ中でこれが一番ベストだと思う。この本を買ったのが2002年。あらあら、もう3年も経ってしまった。お金貯まってるっけ…。

株なんかおっかなくて買えないし、M&Aなんてなんだかミルクチョコレートみたいだ。相撲だって今からでは無理!こんな時代だから収入だって中々増えないし。

そうだ②だよ②!支出を減らすしかないのだ!

そうなれば話は早い!とろ~りクリームonプリンなんか買ってる場合じゃないのだ!買った気にだけなろう。そして食べた気にだけなろう。最後に「クリームの妖精」岩田さゆりが来てくれた気にだけなろう!

何故そう思ったか?昨日本当に「とろ~りクリームonプリン」を買いに行ったのだが品物がなく、結局なんだかワケのわからないプリンを買ってきてしまった。

よく考えたらそんなプリンを買うなんて非常に無駄だったし、キリリとシャープなフェースラインを目指している僕にとって夜中のプリンなんて何も良いことは無いからだ。

あ~失敗した。明日から「プリンを買ったつもり貯金」を始めることにする。目指せ小顔のホリエモンなのだ。


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蔵六の奇病について

2005年03月25日 | 本や音楽のコラム
【ある森に死期の迫った動物が集まる「ねむり沼」と呼ばれる沼があった。そのねむり沼の近くの村に蔵六という百姓が住んでいた。小さい頃から頭の弱かった蔵六。虫を見たり、花を見たり、ボーっとしたり。村のものから馬鹿にされ、子供からも昼行灯と言われ石まで投げられる始末。そんな蔵六は絵を描くのが大好きで、日に日に綺麗な色を求める心が強くなっていった。ある日蔵六は奇病にかかる。体中にキノコのようなデキモノが出始め、そこから「七色の膿」が吹き出る。そんな蔵六を気持ち悪がる村人。村八分を恐れた家族は、蔵六をねむり沼のある森にある小さな家に追いやるのだが…。】

蔵六がかかった病気は恐ろしいものだった。体中にデキモノができて膿が吹き出る。終いには目も腐り落ちるし、膿で耳まで塞がってしまう。とてつもない異臭が風に乗って村まで漂う。

蔵六には兄が居るのだが、一番村八分を恐れ蔵六を邪魔に思うのはこの兄。父親は黙して語らず。ここに日本人の特徴がまじまじと見て取れる。蔵六よりも「村八分」になることを強烈に恐れているからだ。

蔵六のことを一番思いやり、不憫に思い、森まで毎日食料を届けに行くのは母親。やはり母親ってこういうものだ。僕たち男にとって母親とは特別な存在。もう存在自体がトラウマのようなもの。明らかに父親とは別の存在だ。

途中、母のことが心配になり森の中から出てきてしまった蔵六。恐れおののき、石を投げつける村人。母は「お願いだからかあちゃんのために森の中に戻ってくれ」という。

切ないなぁ…。

兄の気持ちも分からないではない。いや…逆によく分かると言ったほうがいい。この時代の人々にとって、いや今も日本人にとって「村八分」にされるというのはとてつもなく恐ろしいことだから。

日野日出志は何も悪いことをしていない、いや出来るわけが無い「蔵六」を奇病にさせることで僕らに重い命題を投げかける。

ここで彼が描くのは「蔵六」から見た村人、そして家族。体中にデキモノができて膿が吹き出るという病気なんかよりも恐ろしいであろう「日本人」というものを描いている。

考えさせられた。苦しくなった。こんな漫画は中々読めないよ。

この漫画を読んでから、アマゾンでこないだ注文した分に「恐怖列車」と「地獄の子守唄」と「幻色の孤島」という3作品を追加してしまった。

くどいけどもう一度言う。『日野日出志をただの気持ち悪い絵を描く漫画家と思ったら大間違いだ。』

こうなったら僕はオンデマンド版の日野日出志の作品は全部集めてやろうと思っているのだ。

君はCOMIC On・DEMANDSをご存知か?

2005年03月22日 | 本や音楽のコラム
日野日出志の本を探していた。何件ものブックオフやそれ以外の古本屋も巡ったけども全くありゃしない。あるわけないよなあ…。あったとしても今ではプレミアなのではないか?

さすがにもう諦めた。「やっぱりアマゾンで買おう。」

そうなのだ。前からAmazon.co.jpで日野日出志の本が「オンデマンド版」という形式で売っていたのを知ってはいた。価格は1冊1260円。結構いい値段だけど日野日出志なら仕方が無い。でも買うのは躊躇していた。理由は「オンデマンド版」ってのがよく分からなかったから。

オンデマンド…?請求・要求などがあり次第という意味だ。ということは注文してから作るのか?まさかぁ?でも僕は日野日出志の本がどうしても読みたいのだ。まあいいや買っちゃえ買っちゃえ!

というわけで、こないだ「蔵六の奇病」「地獄変」「まだらの卵」「赤い蛇」「毒虫小僧」と5冊一気に注文しちゃいました。オンデマンド版以外で「地獄小僧」って作品も買っちゃった。

で、一昨日ウチに「蔵六の奇病」と「地獄小僧」が届いたんです、ハイ!(他の4冊はまだ来ない。3月後半になるそうだ。)

説明の紙があったので読んでみたら、やっぱり「オンデマンド版」というのは注文があってから印刷・製本するのだそうだ。なるほど!これなら品切れや絶版とも無縁だし、なにしろ相手は在庫を持たなくていい。いやあ、凄い時代になったものだ。流通は明らかに進化している。

さて早速、「蔵六の奇病」を読んでみた。

…凄い。何なのだこの複雑な気持ちは。悲しい、切ない、気が重い。とにかく考えさせられる。

日野日出志をただの気持ち悪い絵を描く漫画家と思ったら大間違いだ。

とにかくテーマが重い。絵が重い。

僕は赤ワインならフルボディが好きだし、ウイスキーならピート香の強いものが好きだ。飲みすぎて気持ち悪くなって、もう嫌だと思ってもまた飲むし、僕の性質としてフルボディやアイレイ島のスコッチが飲みたいのだと思う。

だから日野日出志の漫画も大好きなのだろう。これはもうがっぷり四つで読まなければ駄目なものだもん。

う~ん、燃えてきた!読んだ作品は全て記事にします。乞うご期待なのだ。

フロムダイソーその1 日常のおつとめ<お経のCD>

2005年03月10日 | 本や音楽のコラム
日常のおつとめ<お経のCD>

1.般若心経(はんにゃしんぎょう)
2.寿量品偈(じゅりょうほんげ)
3.観音経偈(かんのんきょうげ)
4.阿弥陀経(あみだきょう)

読経 智鐘聖耀・松本修明・照智一生

最近、お気に入りで車の中でよく聞いている。

「お経はロックだ!」おじいさんの七回忌の時に思ったこと。

このCD。特に寿量品偈のサビの部分がいい!?

4曲入ってたったの105円(税込)!

今すぐお店にGO!…いやいや焦らなくても大丈夫。どこのダイソーに行ってもたくさん置いてあるから。

でも一つだけ難点が。付録のお経原文にルビがふってないのだ…。

最後の詰めが甘いのもダイソーらしくていいじゃない。

皆さんにパワープッシュしたい一枚です!

橋本左内に憧れる

2005年03月02日 | 本や音楽のコラム
「3日でわかる 幕末維新」なる本をだいぶ前に買ってみた。

ビビる大木に遅れること数年。幕末をしっかり勉強したかったから。

大東亜戦争のあたりは勉強したけども、そこに至るまでの江戸~明治の辺りをキチンと勉強したならば、もっと雰囲気が掴めると思った。

パラっと読んでみたのだけど、「橋本左内」なる人物が猛烈にカッコいい!

なぜなら僕は天才が大好きだから。絶対的に才能至上主義である。

早熟の天才「橋本左内」。まさに神童とは彼のこと。

しかし、この類稀なる「天才」の死期は早く訪れる。

彼がもっともっと長く生きていたのなら、日本はどうなったのだろう?

いけないいけない。歴史に「たられば」は禁物なのだ。

でもそれを考えるのが楽しいんだよなあ…。

「音楽と意図」を読んだ

2005年02月23日 | 本や音楽のコラム
「音楽と意図」 ターザン山本!著 (発行:インフォバーン)

プロレス者なら100%知ってる「ターザン山本!」氏がここ数年のJポップをメッタ斬り!!

アマゾンで買って、今日手元に届いたのだけど、ちょっと読んだだけでもうグングン引き寄せられてしまった。

音楽業界の住人でないからこそできた批評!

宇多田ヒカルを「無責任」だと言い放つ。
『「、」と「。」のない、宇多田ヒカルの世界が責任を負いたくない現代人にマッチしたんだよぉ』

倉木麻衣は「時代に愛されていない」と言い切る。
『山口百恵と倉木麻衣の決定的な違いは時代に愛されているかどうかなんだなぁ』

などなど…ちょっと書ききれないが、これは今まで何冊も読んだターザンの本の中でも格別に面白い。

まだ買ってないプロレス者やそうでない人にも強力にオススメしたい。

2月20日の新日本プロレス両国国技館大会とこの本をもって、2005年を「プロレス者逆襲の年」としたい。

来生たかおにタップアウト!

2005年02月06日 | 本や音楽のコラム
ellaさんから借りた「GOODBYE DAY ~TAKAO KISUGI GREATEST HITS~」

もう最高ですよぉぉ!何回も聴いているはずなんだけど、たま~に聴くとやっぱりグッと来る。

「シルエット・ロマンス」を聴く度に「そうだロマンスは仕掛けるものだ」って思う僕。そうだこうなったらロマンスを仕掛けて、ついでに恋心も盗んでやれなのだ。

しかし「ねじれたハートで」の桃井かおりはいいよなあ…飲んでたウイスキーの度数が4度ほど高くなったかと思った。

来生たかおに乾杯!「Goodbye day そして I love you」なのだぁぁ!