脳梗塞で倒れて、3年経った。本を読むのもつらくなった。
後遺症はあるものの電子書籍で少しずつ、読み始めたので、記録として、綴っておこう。
青空文庫で読む。
宮崎監督のアニメの影響で、ブレークしたようなので、DLして読んでみた。中編
主人公は婚約者の節子がサナトリウムで死を待つばかりの生活にはいるのに、付き合って,春から秋をそこで過ごすことになる。
ほとんど外的な変化のない、毎日のなか、主人公(作者)と節子の間の心の交流が書かれる。
近い将来訪れるであろう節子の死、わかっていながら、サナトリウムでの他の患者の話をおもしろおかしく話してきかせる主人公。
なんどか、読むうちに、もっと、いろいろな感想が浮かんでくるだろうと思うが、、
二年後、寂れた別荘を手にいれた主人公。どんなところでも、人は文章を綴り続けられるものらしい。