8/23日（木） デイリーレポート

l穀物
シカゴ大豆は大幅続伸。コーンベルト北部の洪水や南部の熱波をはやしたことと小麦の急伸や利下げ期待による株価の上昇で信用収縮懸念が後退したことも支援材料となり４営業日ぶりの高値まで上伸した。
シカゴコーン総じて大幅続伸。大豆や小麦高の急伸が支援材料となり８月の高値（１２月限）を抜いて７月１３日以来の高値となる365.00セントまで急伸した。株価上昇による信用収縮懸念の後退も支援材料となった。
東京市場のNON-GMO大豆は急反発。シカゴ急騰と円安が好感し大幅高で始まった。その後も最近の急落の反動も働いて４桁超の上昇となったが。終盤に戻り売りが出て上げ幅を削って引けた。
コーンは期近い３本がストップ高に張り付く急反発。シカゴ高と円安を受け期近いの取引内容から地場筋のテクニカルな買いに寄り付きよりストップ高まで上昇させ、地合いを強め期先も急伸後も徐々に上げ幅を拡大させて引けた。
l石油
NY原油は期近が続落。この日発表された週間在庫統計が予想外に増加したことを受け一気に68.63ドルまで急落となったがガソリン在庫は予想以上に急減したが今月まで米ドライブシズンが終了するため、市場の反応はなかった。
東京市場はNY原油市場が続落となったものの為替の円安や株価の急騰を好感した買いに原油、製品ともに軒並み反発し始まった。その後も為替の円が１１６円台になったことなどで先限中心に上値を追ったが上値では業転相場安が重くなっていることがガソリンにファンドの戻り売りを浴びせられて後場より急速に上げ幅を削り先限はマイナスサイドまで地合いを弱めた。大引けではガソリン、灯油ともに上げ幅を縮小させて引け、原油は反発で終了した。
l貴金属
NY金、銀ともに反発。株価の上昇やドル安を好感した投機筋の買いが優勢となって反発した。その後、金はスポット価格が強含みで推移していたが上値が重く伸び悩んだ。後場に入ってから為替が１１５円台半まで買われたことから戻り売りなどで下押しされたが引け間際には日経平均が１６３００台で終了したことなどで押し目買いに本日の高値近くまで値を戻して引けた。

8/22日（水） デイリーレポート

l穀物
シカゴのコーンは大幅続伸作柄改善により寄り付きは小幅反落したが大豆や小麦の上昇をはやした買いに投機筋のテクニカルな買いを誘い一週間ぶりの高値に上昇した。輸出需要が旺盛なことも支援材料となった。
大豆は総じて反発。作柄が予想外に悪化したことやコーンベルト北部の洪水で病害が発生するとの懸念が支援材料となった。ただ上昇が一服したあとはコーンベルト南部の降雨予報が圧迫し上げ幅を縮小して引けた。
東京市場NON-GMO大豆はストップ安を含む大幅安となった。シカゴは上昇となったものの、NON-GMO大豆の地合いの弱さや商品全体の軟調が嫌気され寄り付きより反落して始まり。その後も大衆筋の手じまい売りやテクニカルな売りにさらに地合いを悪化し前引けよりストップ安を含む大幅になり後場も人気は回復せず期先は４月限は９９０円安残り３本がストップ安で引けた。
コーンも当限を除く５本が反落。寄り付きは期先主導で続伸して始まった。その後は大豆の急落や他商品安を嫌気した戻り売りなどでプラスサイドよりマイナスサイドに値を削って引けた。
l石油
NY原油は大幅続落中心限月の１０月限はハリケーン「デイーン」の警戒が大きく後退したことや納会を迎えるポジション調整の売りに大台７０ドルを割り６８．９０ドルまで急落となった。大引けではやや値を戻し６９．５７ドルで引けた。
東京市場はNY市場の下落を反映して軒並み続落となって始まった。その後は弱基調がが続く中で値を下げた時は最近の下げ過ぎ感で押し目買いに上値ではエネルギー需要の減退などで上値を重さにガソリンは安値で揉み合い商状となって原油、ガソリン灯油ともに続落となって引けた。
l貴金属
東京市場の金は為替が円高に推移していることや市場の不透明が地合いは弱くなっていることで小反落して始まったあとも売りが先行し下げ幅を拡大して前場は引けた。後場に入ってから材料難などで揉み合い商状で推移していたが終盤で為替が円安に振れることから押し目買いなどで値を戻し下げ幅を縮小して引けた。

8/21日（火） デイリーレポート

l穀物
シカゴのコーンは続伸。中心限月１２月限は時間外取引で先週末の中西部の降雨や他の穀物の下落を嫌気して下落したが立合いは米利下げでアジア株が急反発したことが地合いを回復させた。その後大豆、小麦の下落に342.25セントまで下押しとなったが、コーンベルト北部の洪水懸念や輸出需要が好調をはやした買いに続伸となった。
大豆は総じて反落。産地の降雨が圧迫する一方、コーンベルト北部の洪水懸念が広かったことが相殺しレンジ内の攻防となった。ただプライムローン問題に対して方向感が定まらず小反落となった。
東京市場のコーンはシカゴ高と円安に期近主導に続伸し期央から期先に進むにつれ幅は抑えられて寄り付いた。その後は期近にテクニカルな地場筋の買いと一般大衆の手じまい買いに期近３本がストップ高まで続伸となって引け期先も時間外取引が小確りしたことや期近高に地合いを強め上げ幅を広げて引けた。
NON-GMO大豆は夜間高や円安になったこと受け反発して寄り付いて始まり。その後も最近の急落で下げ過ぎ感や為替の円が１１５円台に戻したことなどで押し目買いに上げ幅を拡大させていた。しかしながら大引けに戻り売りに上げ幅を削って引けた。
l石油
NY原油は反落。中心限月の１０月限は大型のハリケーン「デイーン」がメキシコ湾南西へ進むことからの警戒感が大きく後退したことで大台の７０ドルを割り69.93ドルまで下落したがその後安値では押し目買いに大台を回復し、大引けは７０．９６ドルまで反落となって引けた。
NY原油が反落となったが東京市場では反応薄く原油が小幅高ガソリン、灯油は軟調して始まった。その後ガソリンは地合いの弱みに一代安値を更新することで買い方の投げ売りが優勢となり終盤に続落となって引けた。灯油もつれ安になり小幅続落、原油はまちまちに引けた。
l貴金属
東京市場金は小幅続伸となって始まった。その後も為替が１１５円台へと円安が進んだことや日経平均の急伸とスポット価格の堅調に上げ幅を拡大して前場は引けた。後場に入ってからはやや堅調に推移して揉み合っていたが終盤に株が高値より下押ししたことや為替が１１４円台に反落したことで戻り売りに上げ幅を縮小して小幅続伸で引けた。

8/20日（月） デイリーレポート

l穀物
シカゴ大豆は総じて急反発。FRB（米連邦準備理事会）の緊急利下げによる原油や金などの商品が急伸したことをはやした買いが先行し反発となった。最新予報でコーンベルト南部の雨量が引き下げられたことも支援材料となった。コーンも利下げにより商品高を好感した買いなどで急反発となった。
東京市場のNON-GMO大豆は先週の買い方の投げ売りなどでシカゴ高や円安にもかかわらず期先２本は小幅続落で始まった。その後は期近３本は堅調となり反発したが期先３本は買い人気が乏しくテクニカルな売りと手じまい売りが優勢となり下げ幅を拡大して続落となって引けた。
コーンはシカゴ反発と円反落を好感した押し目買いに反発して始まり、その後も値ごろ感から買いが先行して上げ幅を拡大して引けた。
l石油
NY原油は反発。FRBが公定歩合いを緊急引き下げし、ひとまず市場の混乱が収束に向かうとの見方やハリケーン「デイーン」が今週、カテゴリ-４へと勢力を強めて接近していることが支援材料となった。
東京市場はNY原油の反発で原油は反発となったが製品はガソリン、灯油は寄り付き直後に反発となったがその後は１７日のガソリン業転相場１０００円下落したことや今後のお盆明け後の需要低下の見通しに上値を抑えられプラスサイドよりマイナスサイドに軟化している。ただ安値ではハリケーンがメキシコ湾に接近する可能性もあり押し目買いなどが入ってくる大引けは原油は上げ幅を拡大して引け、ガソリンは小幅続落、灯油はまちまちで引けた。
l貴金属
東京市場の金相場はNY市場の反発と為替が１１４台半ばの円安に戻したことを受け全限が急反発して始まった。その後は揉み合いが断続して前場を終え、後場に入ってから日経平均の急騰していることや為替の円が戻りぎみになっていることで地合い強め押し目買いに上げ幅を拡大させていき、そのまま急反発となって引けた。

8/1７日（金） デイリーレポート

l穀物
シカゴのコーンはコーンベルト南部の降雨予報や世界的
株安に伴う信用不安が高まるなかに大豆は大暴落となった。
コーンも大豆同様に株安などを嫌気した売りに続落となった。
東京穀物のコーンはシカゴ安に夜間取引も下落為替も円高などで大幅安で取引は始まり。その後も他の商品が全面安となっていることで売り攻勢が強まり、後１節では先限を除き全限がストップ安となった。その後の地合いは軟調であたが大引けに利食いなどで期先３本がやや値を戻して引けた。
NON-GMO大豆はシカゴ大豆が暴落と為替の円急騰に当限除き全限が寄り付きよりストップ安張り付き手じまい売りなどが消化できずに地合いの悪さを残して引けた。
l石油
NY原油は米国株式相場の一段安にリスク回避の動きが進むなかハリケーン「デイ―ン」がメキシコ湾へと進む可能性が低下したことで急反落となって引けた。
東京市場はNY原油の急落と為替の円が１１２台に急騰に売りが先行となり大幅な続落で原油、製品ともに始まった。その後も日経平均の急落や金属の全面安などを嫌気した手じまい売りとテクニカルな売りに期近を除き全限がストップ安に張り付いて引けた。
l貴金属
NY金、銀ともに大幅続落、世界同時株安により信用収縮が売り優勢となりファンドなどの手じまい売りに大幅続落となって引けた。
東京金はNY市場が２０ドル超の急落に加えて為替の急騰とマイナス要因重なったことから軒並み急落して始まり、その後も円相場が更に上伸して当限を除く全限がストップ安に張り付いた。