『逃げるは恥だが役に立つ』のテーマは「契約結婚」で、主婦労働の賃金換算に踏み込んだわけだけど、この契約結婚論は金額や形式に正しい解があるというよりは「自由な意志の隠喩」としての契約なんだと思う。みくりと平匡が甲であり乙であること、独立した対等な個人であることの意志と確認
— cdb (@C4Dbeginner) 2016年12月20日 - 23:07
#逃げ恥
35歳童貞交際経験なしの主人公、津崎平匡の人物像が序盤から大きな支持を得たのは、平匡が「しょせん女は」ではなく「女って何だ?」と川の対岸を呆然と見つめている人物として描かれたからで、その異性と他者に対する距離感がこのドラマを未知との遭遇、初恋の物語として成立させている。
— cdb (@C4Dbeginner) 2016年12月20日 - 23:10
#逃げ恥
「溶け合う心が私を壊す」というのは、1997年の劇場版エヴァの有名なコピーなんだけど、最終回前、みくりが「好きの搾取」に対して激しく怒るのは、金銭というよりは自分の意志が溶かされることへの怒りで、「私はもうあなたにとって別の人間ではなくなるのか」という抗議なのだと思う。
— cdb (@C4Dbeginner) 2016年12月20日 - 23:11
#逃げ恥
「シン・ゴジラ」と同じく、「逃げ恥」の人気と視聴率に対して「もうひとつの解釈、誤読」の危険性を問う声は実は密かにあって、「これ、高学歴童貞が金で若い美女を買う話じゃん。少なくともそう解釈されるじゃん。でも自分のクラスタみんな褒めてるし言いにくい」という声はずっとあった
— cdb (@C4Dbeginner) 2016年12月20日 - 23:13
#逃げ恥
契約結婚が意志の物語であることを読み違えると「つまり女は愛より金なわけね。いくら積めばガッキー買えるの」という話にしかならない。契約書の金額ではなく、そこに署名される「YES/NO」の意志が本質なんだけど。最終回の脚本は「誤読させない」という作り手の強い意志表明を感じた
— cdb (@C4Dbeginner) 2016年12月20日 - 23:15
#逃げ恥
「重要なのはコミュニケーションで、コミュニケーションというのは上手く話せることでも、上手く話せないことでもなく、上手く話せる人と上手く話せない人が対話すること、閉じたドアをノックすることだ」というのが他者の物語『逃げ恥』で、多国籍ではないけど多言語、多文化ドラマだった
— cdb (@C4Dbeginner) 2016年12月20日 - 23:18
#逃げ恥
奇跡のアラフィフ石田ゆり子、何気にめちゃくちゃ大事な事言ってた #tbs pic.twitter.com/F8YhS2j8FX
— いおり村長 (あきばじごく) (@IoryHamon) 2016年12月20日 - 23:07
初心者じゃなくても分かりやすい pic.twitter.com/1Bx95lsszI
— えびはら (@ebihara0406) 2016年12月19日 - 10:52