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九重石塔・満願寺

2009年05月13日 | 鎌倉・室町時代

 満願寺にある九重石塔は、源氏一族の法尼妙阿が亡き父の供養に1293年に造立したと刻銘があり、技法の優れた鎌倉時代の代表的な層塔とされている。 法尼妙阿の夫・足利家氏は、鎌倉時代中期の武将で斯波氏(家氏が陸奥の斯波郡を領したことに由来)の祖であることから斯波家氏とも云われる。 足利泰氏の子として生まれ、1245年には鎌倉幕府の御家人として将軍の近侍に任じられた。 正室に北条時頼の姪を迎えたことから北条氏から重用されることとなる。 一方、父・泰氏が得宗家から正室を迎えたため家氏は廃嫡され、家督は弟の足利頼氏が継いだが、その死去は一門の重鎮として頼氏の子の足利家時の後見役を務めたと云われる。 鎌倉期においては家格の高さから足利一門でも別格の扱いで、代々尾張守を名乗ったことから尾張足利家と称される。 

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