■イスラエル・パレスチナの歴史 : 2023-10-15 追記
ハマス(急進派テロ組織)はパレスチナの土地を1946年の状況に戻したい
┗パレスチナの土地からユダヤ人を追放することが目的
┣4000年前 : 元々ユダヤ人の先祖アブラハムが居住---約束の地カナンへ
┃ 先祖は遊牧民---ユーフラテス川流域から移住(ハビル人--ヘブライ人)
┃ アブラハムの孫でイサクの子ヤコブは神と相撲で勝利---イスラエルと名乗る
┃ イスラエル=イシャラー(勝利)+エル(神)
┃ イスラエル人は飢饉のためエジプトへ移住---迫害
┃
┃BC16世紀 : 民族指導者モーゼによる脱エジプト 十戒石板
┃ モーゼ :預言者
┃ アロンの杖:モーゼの兄の杖 ----ヤハウエが居る証拠として杖を蛇に変えた@エジプト王
┃ 海を割るときに使った杖
┃ マナの壷 :砂漠で飢えた時にいくらでも湧いてきた餅に似た食べ物を入れた壷
┃ ユダヤ教に於ける御神体を入れる箱・アーク:純金で覆う
┃ 野営のときはアークをテント(幕屋)に安置
┃ 幕屋が諏訪大社の十間廊と酷似
┃ 徳島の磐境神明神社にある石造神殿と酷似
┃
┃BC10世紀 : パレスチナに戻ると他民族が住んでいた:海の民ペリシテ人
┃ 初代王 サウル王 :ペリシテ人である巨人ゴリアテに勝てない
┃ 少年 ダビデ :ゴリアテに勝利したことで2代の王となる
┃ 第三代王 ソロモン:ダビデの息子
┃ 「シバの女王」 :イエメンから貢物を持ってイスラエルへ来た女王
┃ 「メネリク1世」 :二人の子 イエメン対岸を侵攻して初代エチオピア王(エチオピア建国神話)
┃ エチオピア :元々ユダヤ教徒 今はキリスト教徒 アークの箱を担ぐ祭
┃ シオンの聖マリア教会:アークの箱があるという伝承
┃ ソロモン王朝は1975年滅びる@ハイレ セラシエ1世1930-1974
┃
┃
┃BC922 : ユダヤ王国繁栄するが南北分裂
┃ 北側 :イスラエル王国
┃ 南側 :ユダ王国
┃
┃BC722 : イスラエル王国はアッシリア王国に滅ぼされる
┃ イスラエルの国民は奴隷化されて行方不明 :中国、東南アジア、日本へ遠征した模様
┃ ダン族がアイルランドに定着
┃
┃BC586 : ユダ王国は新バビロニア(ネブカドネザル2世BC642-BC562)に滅ぼされる
┃ ユダ王国国民は奴隷化 :バビロン捕囚
┃ この時既に御神体を入れる箱・アークはどこかへ行った
┃ ・エチオピアへ行った説
┃ ・日本へ行った説 ----アークは神輿とそっくり
┃ ・富雄丸山古墳発見@2023-2
┃ 13代ヒゼキア王BC740-BC687の娘がアイルランドでダン族と結ばれてスチュアート家の祖
┃ →英ユ同祖論
┃
┃ 地中海を抜けて北米へ行ったユダ王国の国民リーハイ@BC600頃
┃ 『モルモン書』に登場する民の最初の預言者
┃
┃BC550 : バビロニアはアケメネス朝ペルシャに滅ぼされる
┃ ペルシャはユダヤ人を開放
┃ イスラエルに帰還するとともに信仰深まる---選民思想:ユダヤ教確立
┃ この頃に旧約聖書ができる :アダム&イヴからイスラエル再建迄の歴史書
┃
┣AD70 ローマ帝国により滅亡:ユダヤ戦争---世界に散らばる:ディアスポラ
┃ ユダヤ人が居た地をパレスティナと改名:ペリシテ人の土地
┃ ユダヤ人はエルサレムに入場禁止
┃ ヨーロッパのカトリック教徒はユダヤ人が嫌い(イエスを磔刑にしたから)
┃ ミラノ勅令:宗教寛容令---ユダヤ人は年に1回だけ祈り許可@嘆きの壁(ソロモン第二神殿の西壁)
┃
┃【ユダヤ人の流浪】
┃6-8世紀 アラビア移住 ---新都市建設
┃7世紀 イベリア移住 ---イスラムに伴う
┃10世紀 ライン地方に定着 ---アシュケナージ
┃11世紀 ヴェネツィア移住 ---金融界に従事:カトリックに弾圧:反ユダヤ多発
┃15世紀 オスマン帝国がユダヤ人受入 ---オスマン帝国強大化
┃ オスマン帝国滅亡@1922迄の約400年間は中東は平和・安定
┃15世紀 レコンキスタ---イスラムに協力したユダヤ人を迫害 ---イベリア半島の遺産は受け継
┃18世紀 フランス革命---反ユダヤ主義 ---ユダヤ人の移住先は繁栄する
┃ スペイン→フランス→オランダ→イギリス
┃ ユダヤ人ネットワークで金融、貿易による富 → 迫害の原因
┃ タルムード:金融貿易を行う上での規律も記載している書物
┃ アレクサンドル3世によるユダヤ迫害@ロシア---アメリカへ移住
┃
┃
┣約束の地へ帰ろう運動:シオニズム運動 @19世紀
┃ シオンの丘(ダビデ王の墓)に戻る
┃ ヘブライ語復活
┃
┣アラブ人が居住していた@オスマン帝国支配下
┃ 当初はアラブとユダヤは共存(元々はアラム語という同じ言語をしゃべっていた兄弟)
┃
┣英はオスマン帝国打倒@WW1のためにアラブ人、ユダヤ人を利用
┃ パレスチナ内部分断政策
┃
┣英はパレスチナの地を割譲相談 ---3枚舌外交---英撤退
┣ユダヤ人移民制限 By米クーリッジ大統領@1920代
┃ 因みに日本人移民も制限された
┣ナチスのユダヤ人迫害@1930年代---米への亡命困難---パレスチナへの移動が急増
┃
┗イスラエル建国@1948国連主導---アメリカのバックアップ
┣アラブ人も居住(パレスチナ人)---イスラエルが武力奪取?---アラブ人の亡命・難民化
┃ 土地をアラブ人から購入したはず
┃
┗聖地エルサレムの場所で揉める ---中東戦争@1948-1973
┣パレスチナ解放機構誕生 :PLO--アラファト議長 @1964
┃ エジプト・サダト暗殺@1981
┣パレスチナ国宣言---欧米先進国は未承認 @1988
┗オスロ合意 @1990---お互いの存在を認める:アメリカ仲介
┣ガザ、ヨルダン川西岸地区--パレスチナ領土
┃ アラファト議長はイスラエルと妥協@1993
┃ イスラエル・ラビン暗殺@1995
┃ アラファト議長死去@2004---毒殺?
┃
┣パレスチナ人は ヨルダン川西岸地区を実効支配
┣合意反対する武装勢力=ハマス
┗ハマスは ガザ地区(封鎖状態)を実効支配@2007 ⇔ パレスチナ
天井の無い監獄---流通不能---貧困化
ハマスの軍事行動の裏には黒幕?(イラン?ロシア?)
■イスラエルの歴史
BC2000 カナン人
BC1300 ペリシテ人
BC1000 ヘブライ人 : ペリシテ人(パレスチナの語源)と争い勝利
ダビデ: ソロモン王:紋章が六芒星
400年に渡ってエジプトで奴隷生活していたユダヤ人をモーゼは引き連れてシナイ山に上る(頂上にはモーゼの教会がある)
やがてユダヤ人が故郷カナンの地へ行くと、ペリシテ人が住み着いていて争いとなる。
怪獣?ゴリアテに投石して勝利する。この瞬間の石像がミケランジェロのダビデ像。
つまりダビデが勝利して第二代の王となる@イスラエル王国。
その息子が第三代ソロモン国王で神殿建設。ソロモンの死後北側イスラエル王国、南側ユダ王国に分裂する。
BC586 バビロンの王・ネブカドネザル2世BC642-BC562はエルサレムを攻略
ユダヤ王国を征服し(7割死亡)、ユダ王国のユダヤ人を捕虜(バビロン捕囚:3割 BC586-538)として連行された
鉄壁のバビロニア王国であったが、メドペルシャBC538-331(メディア人)のアステュアゲス王BC585-550に征服される
BC550 バビロニア王国が亡び、ユダヤ人捕虜は自由の身となり(BC550年)イスラエルに帰る
これだけ苦しんだユダヤ人---選民思想
BC4-3世紀 ユダヤ教誕生
かくしてユダヤ人はカナンの地を自分たちの故郷だと信じている
ユダヤ人はこの地のことを「カナン」と言う 「パレスチナ」とは言わない
パレスチナは欧州民族が付けた名前 (ペリシテ人が住んでいたとことだから)
欧州人は決してカナンとは言わない(欧州人はユダヤ人が嫌いだから)
ユダヤ人=イスラエル人
アラブ人=パレスチナ人
実は両方ともアフロ・アジア語族 セム語系
BC1世紀 ローマ人 : 征服した相手の文化を尊重
ユダヤ人は独立願うが叩かれて離散(ディアスポラ) → 主にスペインへ
1世紀 キリスト教誕生: ユダヤ人を徹底的に迫害(特に中世以降)
シナゴーグ建設禁止
ユダヤ人はキリスト教世界ではやってはいけない職業(金貸し)をせざるを得なかった
ユダヤ人は金持ちになる → キリスト教徒から嫉妬
610 イスラム教誕生 By アラブ人 (ユダヤ教、キリスト教を模範 → 穏健)
ユダヤ人は啓展の民(神の言葉を共有する者)
キリスト教徒による侵攻のため、やむを得ず戦う → 分派していく
①BC312:アレクサンドロス侵攻
セレウコス朝シリア成立
②BC192:ローマ帝国侵攻
③7世紀:アラブ人による侵攻
④11世紀:十字軍侵攻
→キリスト教徒がいる@レバノン
アサド政権→シーア派分派アラウイ派が支持
(グノーシス思想:イスラム教+キリスト教) 十字軍国家@11~12世紀

0637 イスラム勢力拡大: カーディシーヤの戦いでササン朝ペルシャ軍を破る
0642 ペルシャ滅亡 : ニハーヴァントの戦いでササン朝ペルシャはイスラム勢力によって滅亡
ササン朝ペルシャ・ヤズダギルト3世は死亡@651
イランのイスラム化 発展の為にイラン人(優秀)を補佐に付ける
1096 十字軍遠征 : ローマ教皇は東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の援軍要請に従う :聖地エルサレムを異教徒から奪還
キリスト教徒は内戦を止めて、イスラム教徒からの聖地エルサレム奪還を目的として遠征する
キリスト教徒は自国内に居る異教徒(ユダヤ人)の存在に気付く
ユダヤ人も巻き込まれて迫害される(ユダヤ人虐殺の始まり) : ユダヤ教徒はイエスを殺害
ユダヤ人の職業はキリスト教が禁止していた金融業 → 都市の発展に貢献
迫害された大量のユダヤ人が難民となり、行った先は
①イベリア半島(イスラム世界)----スファラディ
14世紀に移動
1492レコンキスタ完成するとベネチア、オランダ、イギリスへ移動
これらの国は商業、金融で大発展する
ユダヤ人を迫害、退去させたスペイン、ポルトガルは衰退する
②ポーランド(モンゴルによる虐殺で人口激減)----アシュケナージ
14世紀 :カジミェシュ3世1310-1370がユダヤ人を受け入れ経済発展
アシュケナージの起源はハザール王国のユダヤ人(第13支族)と主張
By アーサー・ケストラー1905-1983
したが、これは全くの間違い(最近のDNA、言語研究による)
③北アフリカ ----オリエント・ユダヤ人
1453 ビザンツ帝国滅亡 Byオスマン帝国
15世紀 ルネサンス
16世紀 宗教改革 : プロテスタント誕生
→ユダヤ人に寛容
→オランダは発展 Byユダヤ金融 後にナチスにより迫害
→ポーランドは発展 Byモンゴル侵攻防止 後にアウシュビッツ強制収容所建設
カトリック教会
→ユダヤ教を共通の敵とすることで団結
→ユダヤ人をゲットーに隔離
→ユダヤ居住地のスラム化
16世紀 オスマン帝国: トルコ人・イスラム教徒が支配
税金さえ納めれば宗教混在問題なし
トルコ人(スンナ派) ⇔ イラン人(シーア派 サファヴィー朝)
1776 アメリカ合衆国独立:理念は自由の国
→多くのユダヤ人が移住
→ユダヤ人社会の形成
→金融、経済、科学、芸術発展
1789 フランス革命 :ユダヤ人差別廃止
1848 二月革命 :ユダヤ人差別廃止 →反ユダヤ主義も現れる
18世紀 イスラム新宗派誕生:ワッハーブ派(アラブ人目覚めよ) 大富豪サウード家が支持
アラブ人はトルコ人、イラン人に迫害され、アラビア半島に追いやられていたから
19世紀 ナポレオンは世界に向けて自立を煽る(民族主義) → ドイツ統一、イタリア統一
国を持たないユダヤ人は虐められる : ポグロム@ロシア
多くのユダヤ人@ロシア はアメリカへ渡る(アシュケナジ) → アメリカ経済発展
欧州に残ったユダヤ人(セファルディム アンネの日記)は故郷を作ろう運動
→ @シオンの丘(ダビデ王の墓 最後の晩餐の絵のモデル地)
→ シオニズム運動 :ドレフェス事件@1894
仏陸軍大尉ドレフェスがドイツのスパイ容疑で逮捕
ドレフェスの祖先がユダヤ人
取材をしていたテオドール・ヘルツルが「ユダヤ人国家」を執筆
主旨:ユダヤ人に住めるヨーロッパは無い、移住しよう
・独立建国を目指すイスラエルにとって敵はオスマントルコ
・英はユダヤ人に建国をほのめかす:帝国主義勢力
・資金は欧州ロスチャイルド家 :国際金融資本勢力
1922年 オスマン帝国滅亡
・オスマン帝国の時代からトルコ人(北部在住)とアラブ人(南部在住)が仲が悪いが・・・
・約600年間民族的宗教戦争はなかった
英の政策によって中東戦争は始まった
・欧州列強はオスマン帝国の内部紛争を利用
・ロシアはバルカン半島のキリスト教徒支援の名目で軍隊を送り込んで奪い取る
・イギリスは植民地インドへの綿製品輸送の為、エジプト(英が支援)をオスマンから分離 :スエズ運河買収
・イギリスは植民地インドへの綿製品輸送の為、トルコ内のアラブ人を英が支援することでオスマンから分離
・オスマン帝国内のユダヤ人(迫害はされていない、宗教は自由)のシオニズム運動を英が応援
英は、これを利用してユダヤ人を傘下にすれば交易が容易になると企んだ
この企てに英ロスチャイルド家が投資
■第一次世界大戦
1914 第一次世界大戦 : によってオスマン帝国は崩壊する
・独 VS 露+英
・露と抗争中のオスマントルコは独に付く
・英は独と結ぶオスマントルコを敵にまわす
英はオスマン帝国を滅亡させるためにアラブ人、ユダヤ人を利用915-07 【フサイン・マクマホン協定】
・英はアラブ独立を餌にフサイン(ハーシム家:ムハンマドの家系)を懐柔
ヘンリー・マクマホン1862-1949が(英弁務官で、エジプトを治めていた)フサインに軍事援助を提案
一方サウード家(地方豪族だがコーランに忠実なワッハーブ派)は → 対ハーシム家反乱
混乱のなか、フサインはオスマン帝国に惨敗@1916

1916-5 【サイクス・ピコ秘密協定】
オスマントルコを以下図のように分割 → ハーシム家の思惑とは違った
英は以下を両王子に持ち掛ける代わりに英軍駐留を認めさせる
・イラク共和国の王 :ハーシム家ファイサル王子
・ヨルダン・ハシミテ王国の王 :ハーシム家アブドラ王子 現在はアブドラ2世1962-

1917-11【ヴァルフォア宣言】
・英はイスラエル独立を全面的に支援=独と戦争
・英ヴァルフォアがユダヤの資本家に資金調達 シオニズム運動条件@1917
・相手は英系ユダヤ人のライオネル・ウオルター・ロスチャイルド
・ユダヤ人はイスラエル建国
【建国条件】
英軍駐留 ----傀儡政権(オマーン、クエート、バーレーン等々も同様)
地下資源は英支配

1918-10 英はトーマス・ロレンス陸軍将校1888-1935を指揮官に送り込むことでトルコに勝利
フサインはヒジャーズ建国
・1920代 : 反発したのがサウード家(教典遵守)
1924-10 ヒジャーズ王国滅亡----キプロスに亡命
サウード家はサウジアラビア王となる
1951油田発見----米ロックフェラー財団資金提供
1918 パレスチナ問題勃発 オスマン帝国 VS 大英帝国
ドイツ VS フランス
オーストリア VS ロシア@バルカン半島
仏露とオスマン帝国の領土分割
(後のシリア、レバノン、ヨルダン、イラクとなる:アラブ人)
(英のパレスチナ地区は独立できず委任統治)
→多数のアラブ人と少数のユダヤ人:嘆きの壁事件@1929
→ユダヤ人激増@1930年代:ナチス
→土地 : アラブ94%
反ユダヤ主義@ドイツが高まる ;敗戦の原因はユダヤ人の裏切りと主張
→ユダヤ人の市民権はく奪
→ユダヤ人虐殺:ホロコースト
1922 オスマン帝国滅亡
1299年建国のトルコはイスラム教:税金さえ払えば宗教に寛容な国で、700年間争いはなかった
異教徒であっても大臣、軍人にもなれた
元々中東は安定して平和な地域であったが、
イギリスの帝国主義政策によって各地で紛争が勃発したのである
以降、中東の各地域は英仏が委任統治(国連に委任されたので植民地ではないという理屈)
因みに日本はWW1で戦勝国 マーシャル諸島、カロリン諸島を委任されている
1932 サウジアラビア国家建設
ハマスを指示していたサウード家は ハマスを見捨てた
■第二次世界大戦後
1945 WW2で英勝利するが労働党政権
1945 英はパレスチナとインドを手放す
1947 パレスチナは国連へ → 土地を94:6 から1:1に
・不平等 By ユダヤ・ロビー:1948選挙を匂わす・・・
当時の米トルーマン大統領は民主党(移民推進)
・イスラエル建国宣言
かくしてユダヤ人のバックが英から米・民主党政権に変わる

■第一次中東戦争
1948 第一次中東戦争(パレスチナ戦争)
┣周辺アラブ諸国がイスラエルに侵攻
┣アラブ惨敗
┃ ・プロの軍人が大勢いたユダヤ人は、英撤退の時の武器を使用
┃ ・周辺アラブ諸国(ヨルダン、イラク等)は英の傀儡政権
┃ ・周辺アラブ国王への反発
┃ ・王政打倒してアラブ国家建国を目指す→後にアラブ革命運動
┃ ・ソ連が革命を支援 →東西冷戦@1960年代
┣トルコ(98%がスンニ派)、イラン(90%がシーア派)は中立
┣土地は43%から25%に減 → パレスチナ難民 約100万人
┣ガザ地区 :エジプト併合
┣ヨルダン川西地区:ヨルダン併合
┗エルサレム東西分割---嘆きの壁はヨルダン領
【シリア・アサド政権とアラブ社会主義時代】


1952 アラブ革命@エジプトBy青年将校中心の自由将校団(リーダー・ナセル大佐) : 国王追放
1953 スターリンのあと、フルシチョフ1894-1971政権@ソ連:初訪米
■第二次中東戦争
1956 第二次中東戦争(スエズ戦争)
┣エジプトはスエズ運河国有化宣言
┣英仏はイスラエルを盾にしてエジプトと戦う
┣ソ連フルシチョフは核をちらつかせてイスラエル侵攻を侵略戦争と非難
┣イスラエル、英仏は米(当時共和党アイゼンハワー)に援護願うが拒否(米ソは雪解け状態)
┣英仏はイスラエル侵攻を諦めて撤収(英首相:イーデン)---停戦By国連
┣英仏を撤退させたナセルは英雄→各地でアラブ民族主義が広まる
┗周辺アラブ諸国がイスラエルに侵攻
1964 パレスチナ解放機構PLO :アラファト議長
┣イスラエルに追われたアラブ難民が一致団結して組織
┣武装組織にはソ連が武器提供
┣英仏撤退のイスラエルは孤立
┗そこで仏から核開発技術を受け継いで核兵器を持つ?真意は不明
■第三次中東戦争
1967 第三次中東戦争
┣イスラエルが周辺アラブ諸国に奇襲
┃ イスラエルはエジプト及びシリアの基地を空爆
┃ イスラエルの戦車部隊が侵攻
┃ シリアからゴラン高原(水源)を奪取
┃ シナイ半島占領
┃ ガザ、ヨルダン川西岸に侵攻
┣アラブ惨敗
┣ヨルダン領、エジプト領、シリア領を占領---国土拡大
┣パレスチナ難民 約350万人
┗アラブは国連に訴える 国連は非難決議をするが、アメリカが拒否権発動
1969 アラファト議長1929-2004(パレスチナのゲリラ・テロ指導者)
1972 黒い九月:ミュンヘン事件
■第四次中東戦争
1973 第四次中東戦争
┣周辺アラブ諸国がイスラエル奇襲
┣アラブ惨敗
┗石油価格高騰:戦略
1978 イラン革命1月:ホメイニ中心パフラビー政権を奪取 イスラム共和主義革命
1979 エジプト・イスラエル平和条約 : エジプト・サダト大統領暗殺@1981
┗アメリカの時代
1981 エジプト・サダト大統領暗殺
■(第五次)中東戦争
1982 第五次中東戦争
┣イスラエルによるレバノン侵攻 バックは米
┣アラファト議長がレバノンに逃亡
┣南レバノンはイスラエルによって支配される(窃盗強姦)
┗パレスチナによる自爆テロが始まる(シーア派民兵組織:ヒズボラ@レバノン 超反ユダヤ)
1987 第一次インティファーダ(民衆蜂起) : 国際世論に訴える By 動画
インティファーダの指導者&パレスチナ人が結束 : ハマス(スンナ派武装組織)
1988 パレスチナ国独立宣言
1993 オスロ合意:ガザ地区、ヨルダン川西岸はパレスチナに戻る:暫定自治
1995 イスラエル・ラビン首相暗殺
1996 アルジャジーラ:カタール国営放送
2004 アラファト議長死亡・暗殺?
2005 引っ越しに12年かかった(ガザ地区からユダヤ人完全撤退)
イラン :アフマディネジャド大統領に就任(イスラエルは地図から消えるべき発言)
ナタンズ核施設がサイバー攻撃受ける@2010
イランの核開発技術者モフセン・ファクリザデ暗殺@2020
イスラエル:イラン--ブッシェル原発、ナタンズ核施設を脅威に思う
諜報特務局モサドはイランの核開発阻止活動?
2006 パレスチナ総選挙 ハマス(過激派)◎ VS ✖ファタハ(アラファト穏健派)
イスラエル軍がガザ地区侵攻
イスラエル軍がレバノン侵攻(地下豪組織)→国連介入無視
2007 ハマスはガザ地区を実効支配
2015 核合意:イランはIAEAよりも厳しい内容で核関連活動を行う
欧米はイランへの経済制裁解除
2018 米トランプ政権は核合意離脱+イラン原油禁輸
米バイデン政権は核合意復帰姿勢:イスラエル・メタニヤフ首相1949-反対
5月イスラエルはイラン革命防衛隊基地を攻撃
2020-7-2 イランのナタンズ核施設がサイバー攻撃受ける
■パレスチナ・イスラエル戦争
2023 10月開戦:ハマス(急進派テロ組織)によるイスラエルへのロケット弾攻撃
10/7 レイム音楽祭虐殺事件 :1139人のイスラエル人を殺傷、人質
イスラエルはハマスの本拠地パレスチナ・ガザ地区を攻撃
因みにイスラエルは建国以来多くのパレスチナ人を虐殺
イスラエル国防軍反撃(パレスチナ側に数万人の死傷者)
*パレスチナの土地を1946年の状況に戻したい
*イラン・アブドラヒアン外相1964-はイスラム組織ハマス指導者ハニアと会談
11月 :休戦
2024 英タンカー炎上 Byミサイル攻撃(イエメン武装組織フーシ派:イランが武器供与)
4月 イスラエルはイラン大使館(領事館)@シリアを攻撃 13人死亡
→ 国際法違反
→ イラン報復宣言(ライシ大統領)
4/14 イランはイスラエルにドローン、弾道ミサイル攻撃 → イラン革命以来初の直接攻撃
7月 イスラム組織ハマス指導者ハニア氏暗殺 → イラン報復宣言
9/17 ヒズボラのポケベル(浙江財閥の下請け製)爆発@レバノン Byイスラエル
→ヒズボラ=ヒズボアラー(神の党)
→イランの革命防衛隊が作った組織
9/28 ヒズボラ指導者ナスララ師(中東では影響力がある)空爆殺害 Byイスラエル
9/29 レバノン空爆 Byイスラエル
ヒズボラ@レバノンを支援するのはイラン
イランとイスラエルの対立激化
10/1 イスラエルはレバノンに地上侵攻
10/2 イランはイスラエルに弾道ミサイル攻撃180発以上(to諜報機関モサド)
→イスラエルは迎撃したと言うが、着弾確認された
諜報機関モサド :浙江財閥のサプライチェーン
イランのミサイル:浙江財閥製
10/2 イスラエルはレバノン(シーア派過激組織ヒズボラの本拠地)空爆、地上侵攻を激化:報復姿勢
? イスラエルはイランの石油精製施設or核施設狙う?

2025 1月19日~42日間の停戦
イスラエル停戦協定違反
・違反するイスラエル過激派----シオニズム
・少数与党メタニヤフ首相はシオニズムとの連合
・ガザ地区有効利用構想(リゾート化)Byトランプ大統領----パレスチナ住民はアフリカに転居
・アラブ諸国も同意?
・ハマスとパレスチナ住民を切り離すことは困難?
・パレスチナ住民はハマスを支持していないが・・・