時を遡る流れはこのブログと平行していて、
詳しく書いているといつまでも「COM40年目の終刊号」
の紹介も出来ないのでとりあえずこの本が出たという
ことだけを書きとどめておこう。
霜月たかなか氏が奔走してほとんどひとりで作り上げたものだ。
「COM」は本当に多くの功績を残したものだ。
その終焉はみっともない終わり方をして、
なんだか哀しいくらいだったのだが、
その最初の志しの高さとそれに刺激を受けて
多くの才能が発芽し成長し、確かに時代の流れを築きあげた。
情熱と迷走。
そのけじめと検証をしておきたいと
このムック本は刊行された。
しかしこうして出来上がってみると、
紙面を飾った多くの作家が他界されていて
それだけの年月が経ったとはいえ
本当に寂しい。
特に、この企画段階ではお元気だった。
村野守美先生やみやわき心太郎先生が
亡くなられてしまったことは残念すぎる。
なんとかこの本を見てもらいたかった。
あまり書店にもおいてない状況だけど、
できれば多くの人に知ってもらいたいものだ。
COM 40年目の終刊号
こうして振り返ると、
あまりにいろんなことが断片的に蘇ってきて
さっぱりまとまらなくなってしまって
何度かブログに挑戦してもののうまくいかず、
とりあえず報告だけにした。
いずれ、別の形でこの時代のことは書こうと
思っているので、その時にまた。