進め!マンガ道

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「非実在青少年」 第二ラウンド!

2010-03-24 11:35:03 | マンガ
継続審議になった「非実在青少年」問題だけど、
6月には何がなんでも通すという流れがあるらしい。
マスコミの理解不足での情報操作が一番懸念だ。

それにしてもこの条例案がどこから出てきたのという点について、
マイミクのみやわき心太郎先生の日記でこんな内容が書かれてある。
この話はもっと表に出ていいように思うのだけど、どうなんだろう?
「外圧」ってスゴくないですか!?

日記は抜粋なので、詳しくはリンク先の先生の日記をお読み下さい。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1440491670&owner_id=2407370&comment_count=18


意見報告集会は
都庁の会議室で定員100名と云う事で
30分前に着いたが
有に100人を超す人が詰めかけていた。

この問題に対する各氏の発言は、
各立場が色濃く表れていて、
「創作上の問題」「文化的見地」「法律的問題」
「経済的問題」等が述べられた。

その中で、弁護士の山口貴士
(コミケのボランティアで誘動員をやって居られる)が、
この問題のルーツを語ってくれた。
何の事はない、
「外圧」だったのだ。

アメリカ側の要人に、
日本の国会議員が呼ばれて、
「日本の幼児ポルノを規制しろ」と要請が有り
国に働きかけたがたいして効果が上がらず、
(政権も変わっちゃったし)
東京都に、はたらきかける事になったと云うワケ、
(何しろ名だたる出版社は都内に有るし、
我らがオタクの聖地、ビックサイトも都の物だ)

要するにアメリカ側の要請であり、
日本側から起きた問題提起ではないが、
日本の問題として
都条令を素早く改正して望みを果たそう、ってワケ、

「非実在青少年対する規制」なんて、
どうも日本の実状に合わない違和感は
「外圧」の所為だったのだ。

日本の捕鯨船にぶつかってくる連中と
大して変わらんのや、

「大陸棚条約」や「捕鯨禁止」は
牛を食わす為の食料市場操作で、
動物愛護の仮面をかぶっているのはバレバレなのに
またゾロコレか、

戦後は「小麦市場」の拡張を狙って、
NHKの御料理番組までGHQの見張りが着いて、
日本中に宣伝カーまわったが、
今度は「コミック市場」なのかい。

戦争には
「兵器戦」「経済戦」「文化戦」の三種類が有るが、
「兵器戦」では主要都市は焼野原になっているのに、
原爆を2発も落とされてボロ負け。
「経済戦」はドルショック、と
アメリカ国債をわんさと背負わされてボロ負け。

「文化戦」が最後の総仕上げになるのだが、
衣、食、住、と九割がたケリがついた所で、
想定外のコミック文化発生!
(商品である以上経済戦にもつながっている)

「和を持って尊し」とする日本側に
アニメを含めたコミック文化の世界的な広がりを
「文化戦」を戦っていると云う認識はない様だが、
他国がそう思っているとは限らない。



いやいや、本当に恐ろしい話です。

もうひとつ、この条例にたいしての傍聴会というのがあって、
これに参加されたバーバラ片桐さんの貴重なブログ報告があるが、
向こうの人は、本当に主観客観の区別もなく、何が恣意的で
何が明確な基準なのか、まったくよくわかっていないようであります。

http://barbara.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/03/post_e44d.html

「非実在青少年」

2010-03-16 21:58:39 | マンガ
ここ数日はこの問題が怒涛のように走り回っている。
しかしTwitterを見ている限り、片寄っていることも事実。
つまり作家側はこんな条例は許されない!という意識は
ひとつになって走っているけれど、
畑違いの文化人たちのつぶやきはなかなか見えないね。

あれだけのフォロワーを抱えていて、政治の問題も
常にあれこれ発言しているのに、今回のことでは
まったく触れられていない。
残念だけど、きっと知らないんだろうね。

月曜日には「東京都による青少年健全育成条例改正案と
『非実在青少年』規制を考える」という催しで都庁に
反対するマンガ家たちが350人を越えて集まり、
記者会見が開かれた。

自分は残念ながら行けなかったけれど、
一部はニコ動で観させていただいた。
とても大切な会見で、もっとマスコミには報道して
もらいたかったが、なんでそんな日に!
という鳩山邦夫の離党のニュースが…

草 剛を「人間として許せない」と言い放った人の
離党などどーでもいいんであります!

マスコミもしかし正しく認識していないかと思う。
なにかというと「児童ポルノの規制」という言葉を使う。
けれども、

「図書類又は映画等で、
その内容が、青少年に対し、
著しく性的感情を刺激し…青少年の健全な成長を
阻害するおそれがあると認められるもの」(8条一項)


と「不健全図書」にたいする規制は既にある。

既にあるのに、あらためて、

「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の
年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から
十八歳未満ものを相手方とする又は非実在青少年による
性交類似行為に係る非実在青少年の姿態を視覚により
認識することができる方法でみだりに性的対象として
肯定的に描写することにより、青少年の性 に関する
健全な判断能力の形成を阻害し、
青少年の健全な 成長を阻害するおそれがあるもの」


という条例を増やそうとしている。

この改定案では拡大解釈も自在で、どのようにでも恣意的に
判断することが可能な曖昧な条例であります。

健全のふりをした抑圧は、
逆に犯罪を増やすだけだよね。

臭いものにフタをする。
それは臭いというだけで、腐ってなんかいないのに。
でもやがて本当に腐ってしまう。
どんどん腐っていく。
やがて発酵して膨張して腐ったものが溢れだす。
溢れだして誰かが犠牲になっていく。
フタなんかするから。
腐ってなんかいなかったのに…。


「非実在青少年」、
この問題ではちばてつや先生のブログとマンガが
ほんとうに誰にでもわかるように語られている。

「表現は常に作家側の良識、仕事にたいする誇りや
自粛に計るべきで、法律などで規制すべきものではない」
というこのことこそが、この条例を通させてはならない要です。

http://chibapro.co.jp/?tbl=gallery

「と思います」というマンガをぜひお読み下さい。


それから、自分がよくわかったと思うのが、
ここの全国同人誌即売会連絡会の請願書です。
よかったら参考にしていただきたいです。

http://sokubaikairenrakukai.com/news1003.html

そして、コメントをいただいた精華大学の意見書も
とても明解でわかりやすかったです。

http://info.kyoto-seika.ac.jp/info/docs/press_100315_01.pdf


「児童ポルノ規制」という言葉を使う限り、反対といっても
一般の賛同はなかなか得られないかと思いますが、
正しく情報がつたわって、
なんとか廃案になることを願いたいです!!

芋づるTwitter

2010-03-11 00:38:58 | マンガ
Twitterをあまりうまく活用しているとはいえないが、

リアル上で『COM』座談会の企画が進行しており、
GWのコミティアの会場で行なう予定なのだけど、
そんな流れで昔の友人知人にまた会ったり、

そんななか「楽書館」のメンバーの会合に行くことになって、
行ってみたらTwitterで知り合った青木俊直さんがそこにいた。
青木さんは「楽書館」のメンバーだったのだ。
もう本当にビックリした。
さっきまでツィートで「中野なう」とか読んでいたそれが
ここのことだったなんて。

そのなかで知り合った人とまたTwitter仲間になったり、
いままでにないミクシィとはまた違った拡がりがある。

それにしても思わぬ人からリツィート来るとやったと思うね(笑)。