仕事から帰ってテレビをつけたら長澤まさみの
「タッチ」をやっていたので途中から観てみた。
あれだけ高校野球で盛り上がった後なので
タイムリーといえばタイムリーなのだろうが、
タイムリー過ぎてマイナスになったんじゃ…。
効果的にあれこれ演出したりのクライマックスの
対決シーンが薄っぺらにみえて仕方がない。
この場合の薄っぺらさは全体を観ていないので
表現方法の問題だけの話だが、ドラマとしての
薄っぺらさは「裏づけ」のなさが大きな問題となる。
感動させたいという思いが先行して決めのポーズや
セリフにばかりこだわってクライマックスを描いてる
マンガがあるが、その根拠となる設定をしっかり
描いておかないと感動には至らない。
リアルの方の早実の斎藤クンは大人気だが、
あの試合の要はキャッチャーがワンバウンドの球を
再三のピンチの場面で後逸しなかったことが大きい。
実は捕手の白川クンは、斎藤投手のスライダーの切れが
よすぎてワンバウンドは止められなかったという。
それで昨秋から冬にかけてチーム練習とは別にひとりで
バッティングマシンをワンバウンドするスライダーに設定し、
毎日青あざをつくりながらの特訓の結果があのプレーを生んだ。
リアルのなかにはそういう裏づけがある。
そういう裏づけを見ないで例えばかっこいい斎藤投手だけを
描こうとしては面白いドラマは描けないのだね。
「タッチ」をやっていたので途中から観てみた。
あれだけ高校野球で盛り上がった後なので
タイムリーといえばタイムリーなのだろうが、
タイムリー過ぎてマイナスになったんじゃ…。
効果的にあれこれ演出したりのクライマックスの
対決シーンが薄っぺらにみえて仕方がない。
この場合の薄っぺらさは全体を観ていないので
表現方法の問題だけの話だが、ドラマとしての
薄っぺらさは「裏づけ」のなさが大きな問題となる。
感動させたいという思いが先行して決めのポーズや
セリフにばかりこだわってクライマックスを描いてる
マンガがあるが、その根拠となる設定をしっかり
描いておかないと感動には至らない。
リアルの方の早実の斎藤クンは大人気だが、
あの試合の要はキャッチャーがワンバウンドの球を
再三のピンチの場面で後逸しなかったことが大きい。
実は捕手の白川クンは、斎藤投手のスライダーの切れが
よすぎてワンバウンドは止められなかったという。
それで昨秋から冬にかけてチーム練習とは別にひとりで
バッティングマシンをワンバウンドするスライダーに設定し、
毎日青あざをつくりながらの特訓の結果があのプレーを生んだ。
リアルのなかにはそういう裏づけがある。
そういう裏づけを見ないで例えばかっこいい斎藤投手だけを
描こうとしては面白いドラマは描けないのだね。