進め!マンガ道

★人生は趣味です★

マンガ事情

2005-07-30 00:06:20 | マンガ
生徒に誰それ知ってる? と聞いてもそのバラツキがありすぎ。
もうね、マンガの世界は多様化して拡散しすぎてるので、
これは仕方のない状況だと思う。

昔は全体を把握することが可能だったし、
そこから誰が売れて誰が堕ちていくかわかったし、
一作一作を読み抜いて、あれこれ議論することが出来た。
どんな場所で新人が作品を発表しても、その才能を見逃すことはなかった。
時代を進める作品に出会った時の感動は特別だった。

でも別に昔が良かったという話ではない。
いまは、知らないだけでもっともっとすごい作品は
山のようにたくさんあるのかもしれない。
自分は汎用性がひろいタイプなので(編集者向き(^^;)
かなりそれらを楽しめるだろうと思う。

でももう探し回る時間もなければ気力もない。
出会いは縁とわりきって手にしたものを楽しんでいこうと思う。

最近よく思い出す昔のマンガ家、大山 学
その理由は昔はペンタッチにとても個性のある人が多かったから。
さすがにいまはペンタッチにこだわるマンガはあまりないように
思うのだがどうだろう…?

1時帰宅。遅~い。

2005-07-29 02:32:26 | マンガ
夕方から塾。
大抵は12時前後に帰れるのだが、
帰り際につい話し込んだらもうこの時間。

本日のテーマは「サブキャラの役割」というもの。
物語の主役はとうぜん主人公だが、主人公がいくらカッコ良くても
話が面白くなるとは限らないのだ。
それを面白くするのは主人公をとりまくサブキャラクターなのである。
サブキャラをうまく扱うほどストーリーは自在になってくる。

カッコ良いキャラは作家のセンスに左右されることはあるだろうが、
サブキャラの使い方は理解を深めれば誰にでも身につけることが出来るものだ。

マンガ版「いま、会いにいきます」。
ちょっとなんでこんなに眉毛の濃いキャラばかりなんだろ??
原作を読んでないのでわからないが、とても繊細な登場人物の設定なので
イメージがあわない……う~ん。

台風の日

2005-07-28 00:13:42 | マンガ
塾の日で午前は普通に授業出来たが、午後は短縮、夜は休校となった。
直撃を考えた場合の措置として仕方がなかったのだが、
あまりにも都心は何もなかったのでチョット拍子抜け。

午後の授業は短かったけど、内容は良かったと思う。
要は短編をしっかりと描けるようになるということ。
分厚い雑誌のマンガ状況はどうであれ、
短編が描けての長編と云うことを理解して欲しいと思う。
4ページで何が描けるかということ。
8ページでどれだけの内容が描けるかということ。
16ページでどれだけ感動させられるかということ。

そういう意味で萩尾望都ってすごいよね!

投稿できず

2005-07-27 09:10:14 | マンガ
いろいろ書いて投稿ボタンを押したら
「アクセス集中のため後で」というメッセージ。
後ではいいが書いたものが全部消えてるわけで…

でもいいか。
楽しい話題じゃなかったから載らない方がいい話
だったのかもしれない。

ホントに遠くの知り合いではあるけれど、
家に思い出の物があるといろいろと思い出してため息が出る。
なんだかいろんな人の形見が増えちゃったなぁ…

杉浦日向子さん
ご冥福をお祈りいたします。

昨夜の地震

2005-07-24 16:33:10 | マンガ
地震で電車が止まりなかなか大変な目にあったが、
帰宅してニュースを観たらけっこう被害が出てて驚く。
家でも皿が落ちてわれたり本棚の上2段目の物が落ちたという。

う~ん、家が倒壊しても猫をかかえて逃げるのはムリやね…


何故また星里もちるをを読み出したのかと考えたら、
ルナハイツ」という星里氏の作品が映画になるというニュースを観たからかも。
展開がうまい人だなぁと思って以前かなり読んだものだが、
今回「本気のしるし」という作品を読んで大びっくり。
まさかこんなシリアスな話だとは思わなかった。う~ん、怖くて面白い。

ビルジニ・デデュ-

2005-07-22 23:34:12 | マンガ
シンクロの世界選手権。体格が良すぎて怖い(^^;)。
この芸術点で満点をとったビルジニ・デデュ-は、ノーズクリップなしで泳ぐ
希有な女性。そんな選手は二度と現れないであろうと言われているが、
そういうのは絶好のマンガの素材だよね。
アマとプロの境界線があるように、どんな世界にも一流の向こうに
次元の違う超一流の場に立つ人がいる。

できればその世界をマンガにしたいものだ。
いわゆる根性とか怒りとか友情とかでその超一流を描こうとするマンガは多いが、
残念ながらそれはウソなのでリアリティがない。
根性で描けるのは一流までである。次元の違う世界に根性とかは存在しない。

関係ないけど、ビルジニ・デデュ-をドビュと書くところもある。
デデュ-の方がいいよね~。

人の話

2005-07-20 23:51:18 | マンガ
人の話というのは100%相手に届くことはない。
人は単語のひとつひとつに個別の反応をしていて、
そこからの連想にあっちいったりこっち行ったりしている。
更に自分がそれまでの人生で作り上げたフィルターを
通して聞くから、形を変え色を変えて取り込むことになる。

人の話を素直に聞くことは難しい。

塾ももうすぐ夏休みだが、夏休み前の出席率がけっこう悪くてがっかり。
それはそうと夏休みだからしばらく休みかと思ったら、
夏期講習やら体験塾などがけっこうあるという。
そんな話 聞いてないんですけど…(^^;)

「望郷」

2005-07-18 13:02:34 | マンガ
TUTAYAに行ったら廉価版千円の「望郷」が売っていたので買う。
これが前から観たかったのだ。レンタルのどこにも置いてなくて
中古DVDを見つけたことはあるが4000円もしたのでさすがに躊躇。

まだ観てないが名作は学ぶことが多い。
ビリー・ワイルダーも夏休み中に分析してみたいと思っている。

編集審査会

2005-07-17 21:12:52 | マンガ
先週の土曜は塾の編集審査会だった。

これは各雑誌の編集者をお呼びして塾生の原稿を見ていただく
というありがたい塾の企画のひとつ。
講師はかたわらで編集者のコメントを記録していく役目がある。
ずっと何時間もただ聞いているだけなので
何度か睡魔にうち勝たねばならない(自分だけか(^^;)

しかし編集によって意見というのはまちまちである。
場合によっては180度違う場合もある。
その編集の意見に塾生は一喜一憂する。針のムシロのような気がするかもしれな
い。
事実、泣き出す生徒もいるしデビューのきっかけをつかむ生徒もいる。

編集者の感想はもっともだと、なるほどと思うことは多い。
ただそれをまともに聞いているとプロになるハードルというのはかなり高いが、
じっさいにはそのレベルを実現しないとプロになれないかというとそうではない。
そこに載っているマンガがそうでないことを物語っているからだ。

編集者の立場でいるからには理想も多く含まれている。
だからあまり真に受けて落ち込まない方がいいと思うのだが……

モチベーション

2005-07-15 01:11:49 | マンガ
塾で研究科というのは二年間習って卒業した後も
塾に残って更に勉強したい生徒のためのクラスのことだ。

基本的にレベルも高く、既にデビューしてる人も多くいる。
そんなクラスの一番の大事なことは「モチベーション」なのだと自分は思っている。
もちろんプロになるに一歩足りない二歩足りない部分を
更にレベルを上げるために学びたいし、講師もその手助けが出来れば嬉しいが、
モチベーションは一番スキルアップの方法なのだから。

時々、これは我々の時代の同人サークルなのだなと思ったりする。
仲間が描く作品に感動したりうらやんだり負けてられないと徹夜したり…
ホントにいろんな意味で仲間のおかげで情熱を維持できてたのかもしれない。

そんなわけで出来るなら「マンガが描きたい!」と思うような授業にしたいもんです。

チーズというと

2005-07-13 22:28:42 | マンガ
私だけでしょうか
ゴルゴンゾーラと聞いてロールプレイングゲームの
ボスキャラを想像してしまうのは……


今日で短大の方は前期が終わり、試験の後で夏休みだそうです。
早いと云えば早い。
マンガは物語と絵にまず分かれる。
物語はストーリー作りと構成・演出に分かれ、絵は背景を描く技術と人物を描く技術に分かれる。
それぞれのパートだけで充分な時間は必要になるのだが、
限られた時間で効率的にそれらを学べるような授業にするにはやっぱり経験値が必要みたいだ。

訃報

2005-07-10 22:27:08 | マンガ
そうそう! 今日、友人から聞いて驚きました。
永島慎二先生が亡くなったんですね……。

多くの新人マンガ家が永島さんの影響を受けたし、
その個性的なペンタッチ、画風、創作世界…どれも胸に深く刻まれております。
漫画家残酷物語』『フーテン』はその代表作ですが、
貸本時代の「ゴリラマガジン」でのでのさいとう・たかを ありかわ栄一 永島慎二
合作なんていま思えば夢のような作品です。

それにしてもこのネットの見出し、
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-050706-0008.html
柔道一直線」のって、それはないでしょう……。

ご冥福をお祈りいたします。

昨日は恵比寿、今日は…

2005-07-10 21:51:31 | マンガ
ホントに外出することが多くなったよね。
昨日は恵比寿で今日は平和島、毎日朝から出かけて夜に帰る日々。
忙しいのは充実感があってヒマより100倍いい。

しかしテレビドラマがすっかり観られなくなってしまった。
ドラマは全然バカに出来ないくらいよく出来てるものがある。
でも正直 いろんな意味で局側の要望が強すぎるフジのドラマは
作為が目立って面白いものも素直に感動できない最近。
そういう意味ではTBSの方が面白いのだが、
こちらが思ってるほど視聴率が良くないのが不思議。

喉が痛い

2005-07-08 21:48:39 | マンガ
扁桃腺が腫れて痛い。
やはり塾の誰かに風邪をうつされたのだろう。
明日は臨時で体験塾の講師を頼まれたので悪化しないようにしないと。

DVDレンタルでヨーロッパのフルCGアニメ『ケイナ』。
8年の製作期間ということで大作だが、ちょっといろんな意味でくどいかもしれない。
とはいっても落ち着いて観る時間がなかったので判断は大雑把。申し訳ない。


七夕でしたね。

2005-07-08 00:48:41 | マンガ
夕方から塾。
行きの車内で資料のコピーを読んでいて寝てしまう。
目が覚めたら向かいのおばさんが拾っていてくれて渡してくれた。すみません~。

木曜が終ると今週も終わったという感じがする。
けっこう精神的体力を使っているので疲れるのである。
まだまだルーティンワークになる気配もなく、
毎週が創作を探る試行錯誤の連続である。ふぅ~~。