進め!マンガ道

★人生は趣味です★

そらいろのたね

2005-11-19 22:31:58 | マンガ
ハウルの動く城」と「ジブリがいっぱいコレクション」を買う。
なんか値段が各所でバラバラなのが気になるが仕方がない。

ショートショートの最初の作品「そらいろのたね」の音楽がすごく良くて、
これのために買ったようなもんなのだが、あまりにも短いのが残念。
もちろん作品もとてもいい。「ハウル」はこれから。


塾の授業覚え書き。
火曜の午前と午後の一年は「<考える人>を考える」という課題。
これはシナリオ技法からのアイデアをいただいたものだが、ロダンの
考える人にプラスアルファの絵を加えて何を考えてるかの答えを出させるのだ。
これは発想力をつけるためのもの。シーンの展開を考えるとき、人とおなじ発想
しか出せないようでは面白い作品は描けない。
二年はあだち充氏の作品を解析。生徒の解析力もとても上がっている。

水曜の短大。
一年は人体をパース的に理解して描く練習。二年は課題付きで構成の勉強。

木曜の塾。
作品が面白いかどうかのチェック法。
面白さは絶えず変化を求める意識がとても重要。そのためのあれこれ。

持ち込みで落ち込み

2005-11-11 01:50:03 | マンガ
というタイトルはただのダジャレだが(^^;)、
それにしても生徒はよく落ち込んだりするものだ。
でもそれは当然な話。
絵に不安、話に不安、プロへの道は霞か雲か……落ち込むネタには事欠かない。

そんな生徒にいい慰めの言葉はあまり浮かばない。
何があっても信念を持って突き進むしかないのである。
何かを成し遂げようとしているのだからそれは避けられない。
逆に落ち込むことによって色んな気づきや自分の可能性を切り開くこともある。
落ち込みはステップアップするための必要苦といってもいいかもしれない。

それにしても最近、イベントの後の飲み会では必ず生徒の誰かが泣いているなぁ…。


授業覚え書き。
やっぱり木曜は火水木と続く授業の最終日なのでひと息という感じである。
・火曜一年午前と夜間、前回のキャラ作りの解答編。夜間の方は追加でサブキャラの重要性の話。
 二年は起承転結の再確認、ドラマ作りの手順。それと「視点」と「観点」を考える。
・短大、一年はやはり起承転結の理解。二年はひとコマの持つ意味。そして見開きを理解する。
・そして本日の塾の研究科。これは前回の課題と二年の内容とおなじ。


文化の日でしたね

2005-11-03 22:07:48 | マンガ
火曜の塾の憶えです。

ますます出席率の低下~。
午前と夜間の一年は同じ授業内容とした。
マンガを描きはじめの時はどうしても主役だけに頭がいってしまう。
主役だけに力が入って脇役はその場その場の人格が備わっていないことが多い。
しかしドラマというのは主役だけがつくるのではなく、
脇役が存在感を持ってこそ面白いドラマが出来上がるのだ。
そんなわけで5人の人格を持ったキャラをつくってみようというのがこの日の課題。

二年はちょっと説明不可でありますが、発想の展開法。
そしてプラス「間」と「質」。
「間」どんなものにもある「間」だ。これがうまく捕らえられないと、
肝心の時に言葉どおり間が抜けて感動させられない。
「質」は、物の質を表現すると云うこと。
ただ資料に元に描いただけではつまらない絵が出来上がる。
それは「質」を表現していないからである。


それにしても11月。
う~ん、今年も後2ヶ月かぁ。