浦島太郎釣り日記

磯釣り、波止釣り、川釣り、温泉、お酒、旅、山・・多趣味人生・独身[喜]族

午後の部

2012-07-17 15:22:29 | Weblog

 午前の部は、主として、我がチームのことを中心に

 書きました。

 「午前のつづき」


 ”釣果”


 まあ、あの沖の防波堤にあがった方々は、大同小異

 です。では、違う人がいるのか?というと、”ハイ”

 それがーーーー

 午後の部で、登場するのであります。


 昨日の朝、「あのう、こちらで釣ってもいいですか」

 と、聞く釣り人がいます。

 「ああ、どうぞどうぞ・・」ニコニコしてぼくは返事。

 防波堤の内側を見て釣り座をかまえ、どっこいしょ!

 と、クーラーにすわる、若い釣り人おふたり。

 ウキもつけず、まき餌もせず、ただ、糸をたれてい

 るだけです。じい~~~として、アタリもなにもあ

 りません。

 ぼくは思った。

 「まあ、気の毒に・・初心者だろうなあ、ぼくらが

 まき餌もして、かごも使って、遠投してもなん~~

 にも釣れないのに・・・そんな釣りをして・・・」

  ・・・・時が流れます・・・

 アラの釣具を片付けて、かご釣りで残った餌を撒い

 て、内向きに、メイタ(チヌ)、マダイ(チヤリコ)

 でも釣ろうかな、と、したのが、午前7時。


 そうしたら、あろうことか、隣で釣りをする若者に

 アタリだ!竿はグイグイ・・なかなかもちあげる事

 ができません。なお、長い時間、あちらへこちらへ

 と、獲物が釣り人を翻弄(ほんろう)しています。


 たまらず、ぼくは走っていって「ちょっと待った!}

 玉網を構えて待っていると、ズワア~~と、浮いて

 きたのは、なんと、なんと、40cm前後のイシガキ

 ダイではありませんか!おおお!すごい!すごい!

 あたかも、ぼくの仲間が釣ったように、喜びました。

 そうしたら、


 「渡辺さんにすくってもらって恐縮です」と。

 そこまでは、いいのですが、

 「最近お店はどうですか?」

 ぼくは「ええっ?まあまあですけど、昔と比べるとねえ」

 と、生返事すると

 「ぼくはですね、浦島太郎には、なんども行ったことあ

  るんですよ」と。

 「えええっ!ありがとうございます」

 知らない人と、おもっていても、こういう展開になる

 こともあるのですねえ。

 だから、いつも、人をみたらニコニコしないと・・

         そう、自分に言い聞かせました。

 (人の顔はなかなか覚えませんが・・・)

 すこし、ごめんなさい・・もう、すこしお付き合いく

 ださい。


 そのお二人、またまた、2匹目は、縞目鮮やかな、1キロ

 超えたくらいのイシダイを釣られました。

 「おおお!すっげえ!」

 こんどは、イシガキダイの小柄、次もイシガキダイの小型

 次もイシガキダイ・・・みるみる5匹の石ものです。


 さすがに、ぼくも奥の院というか、奥義というか、秘技と

 いうか、(変な方向になった)をききたくて・・

 すりすり、ちかづいたら・・なんと、シンプル

 チヌガニを餌(福岡市なまりや釣具)それをチヌ針にさし

 て、鉛10号で落とすだけ。

 えええっ!それだけ・・・

             参りました!


 その人たち、5時にきて、9時には、ぼくたちと同じ舟

 でかえりました。

 4時間で、イシダイ、イシガキダイ・・5匹ヌオオオ!

 ぼく、16時間で・・小アジ2匹、チヤリコ2匹以上

 なんと、非効率的!こちらみじめのグシュン!

          あちら、大漁でガッアッハハ!


 ブログにコメントの山チヤンが飲みにいらっしやると、

 いうことなので、壱岐の釣り、防波堤の話楽しみです。


 *釣り以外の話:

 滋賀県大津市のいじめ問題

 人一人が死んだというのに、へらへらしゃべりまくる

                      校長

 何事も無かった、あれはケンかだ、いじめの認識はな

 かった、自分達の保身しかかんがえていない 学校

 いじめで、相談しても、対応しなかった   警察

 最後に、残酷極まりない加害者たち    加害者

 「死ね」「死んでよかった」「死体探しをしよう」

 ・・・・

 死んでもなお、いじめる加害者たち・・

 学校の先生って、何もしてくれないのですね

 このあとの、ぼくのコメントは書いては消し、書いて

 は消し・・《過激すぎるので、火種になりかねません》

 ので、削除しましたが、子を持つ親として、あの加

 害車たち、あまりにも非道冷酷残忍すぎる、そう、

 おもいませんか。


 日本人というのは、温厚な、優しい、友情を大事

 にする、草花を愛(め)で、季節を謳い、人に思

 いやりをたむけ、・・・・・いろいろ・・そういう

 おだやかな人種です。

 「まあまあ、いいじゃありませんか」とか

 「のどもとすぎれば・・・」とか 

 柔軟で、良い性格でもあります。どうか、そういう

 優しさをもった大人になってください。(加害者へ)

7月17日 はれ

2012-07-17 08:41:53 | Weblog


 おはようございます。

 今日は、はれ、空には一点のかげりもない”快晴”です。

 しかし、まあ、よくもここまで、降ってくれました。

 今回の釣りもそうです。

 土曜日は、降水量0mmとなっていて、天気はくもり。

 テントとカッパ(雨着)どうしょう?カッパだけは持って

 いこうか、念のため。

 午後5時、幸丸は出港です。

 松石さんとぼくのはずでしたが、豪雨で浸水した大川から

 諸富さん、中村世界一さん、(以上四万十川の旅チーム)

 世界一さんの釣り仲間、田中さん、都合5名になりました。

 (ほかにも釣り客さんいっぱい!です)

 ぼくは、ここにあがりたかった。

      ↓

 

 しかし、地元の釣り人がいっぱいいました、ので、あきら

 めて、新(沖)波止場の左側におりて釣り開始です。

 みなさんは、防波堤の中ほどに陣をかまえて、テント張り、

 釣りの準備を整えています。(フカセ、カゴ、エギング)

 午後6時、撒き餌のサバと切ってザザー、ポイポイと、

 夜のとばりがせまってきた。こんな近場で、アラ釣りなん

 て、もし、あがったら「えっ?」ものです。

 

 午後8時、満潮の時間です。

 そのとき!グググーーーーー!竿が海に吸い込まれるよう

 に、お辞儀をしたかとおもうと、竿尻がもちあがるように

 一気にはしりました。

 構えていたぼくは、「よしっ!きたか!」ガアアンとあわせ

 を(掛け合わせ)といれます。

 (ここで、グワンと竿ごと体をもっていかれるのですが・・)

 スッと、ぬけてしまいました。

 しまった!くっそ!(言葉が汚くてすみません)地団駄を踏む!

 しかし、やりとりをしていないので、また、すぐにくるぞと、

 さも、なにごともなかったように、ふたたび餌をいれます。

 ポツポツ雨になりました。

 雨着に着替えます。

 

 じつは、狙いのイサキ、マダイ、クロ、あまり好調ではない

 ので、広大な、防波堤では、この雨で、テントにもぐりこむ

 人、釣りをやめる人、いまして、沖に流れ星のようにとぶ、

 ケミホタルが、雨で激減します。

 午後11時、あめはひどくなり、ゴロゴロ、ピカピカ・・ドド

 ンンンンン!!ピカピカ、12時、1時、カミナリ、イナズマ

 豪雨、ひどいのなんの・・たまりません。

 午前1時、防波堤の上ですら、雨は川の様に流れ始めた。

 ピカピカ・・ドドドン・・・

 この昼と夜が同時にくる、明かりで、アラがつれるわけはあり

 ません。ピカピカ・・まるで、昼のようにあかるいイナズマが

 はしります。

 豪雨は対岸にいかぶ、松島、加唐島の町の灯りさえかきけすほ

 どの豪雨です。

 テントから世界一さんが、携帯に「こちらにきませんか、スペ

 ースが、一人分あいています」という心優しい電話いただきま

 した。

 「この自然がいいのです」と、お断りして、ぼくは豪雨の中で

 防波堤に横になります。

 容赦ない雨は、ぼくをいじめるように、襲い狂います。

 ぼくは、雨のなかだろうが、太陽が照りつけようが、雨が顔に

 ふりそそいでも、平気でねることのできる、磯の体に形成され

 ています。

 降り続いた豪雨も、午前3時に小ぶりになりました。

 餌を付け替えて、竿のそばで、見張ります。

 午前4時、雷鳴と、イナズマ、雨、は口をそろえたように、止

 みました。

 竿が、防波堤をズズズズと横すべりをみせました。

 「おおお、走った!来るぞ!」と、構えていたのですが、それ

 っきりです。静かに、竿をあげてみると、餌のサバはたべられ

 ています(ハダカの針)。じょうずですねえ、手もないのに。

 それで、夜はあけました。

 東のそらが、真紅のグラデーションをみせて、美しい。

 そのうつくしい、空と、世界一さんのシルエットを写真に収め

 てみました。

 

 カゴで、イサキを釣って、アエのえさにと、もくろんだ計画も

 頓挫(つれない)、アジの20cmは何匹かは、釣れましたが

 これも泳がして使いましたが・・・・・・

       結果は、ズ~~ボ、いさぎよくZEROでした。

 福岡へ、かえっても、またしても大雨!

 今日、ずぶ練れの釣具後片付けが待ち受けています。


 仕事も、ガンバラないと、かくも雨つづきだと、今月は給料も

 ビルの家賃も払えません。

 いやあ、ぼくだってサラリーマンだとしたら、この豪雨のなか

 だと、いっぱい飲んで帰ろうか、という気にはなりませんもの。

 さあ、晴れましたよ。

 釣りで、言い訳はよしとしても、仕事で、言い訳は廃業に突進

 ですからね。