最終話の34分で録画が切れてるのはナンデヤ!?
残りの15分はTverで見ましたよ。ありがたかった。
さすがに15分見残したら嫌でしょー。
三谷幸喜、宮藤官九郎に次ぐ第三勢力としてバカリズムが来てます、わたしのなかでは。
まあまだ見たのは4作目かな。「ウェディング・ハイ」からだから。
正直言ってね。前半のひたすらな日常会話は――ここがバカリズムの武器だとはいえ――
少々飽きました。好きですよ、これは。大変楽しい。
……しかし何事にも適度な量というのがあります。アイスは美味しいが、一度に3個以上
食べるもんではないでしょう。前半ずーっと日常会話「だけ」なので、
3話目見終わった頃には「これでずっと行くの?」と思った。
若干話が動くのか?と思ったのはテレビ局の回でしたが、
実はそれほど絶体絶命にもならずに収束するんですよねー。
ここもうちょっとハラハラさせても良かった気がするな。
そして真打の事件はまた別に起こるけれども、これは9話と最終話で始まり終わる話では
なかったのではないか。せめて8話の最初から、小日向さんの話は進めとかなきゃ。
もう少し尺が欲しかったよねー。ここにエピソードもう2つくらい入れ込んで。
書けたもんねえ、市長の悪辣さとかオーナーのいやらしさとか。
証拠を集めるシーンをもう一つくらい作ってくれても良かった。
それがあってあの車閉じ込めのシーンだったらもっと面白かったでしょう。
むしろガソリンスタンドを、関係者全員が四方八方から取り囲むくらい派手な場面を
作ってくれても。バカリズムの特徴であるゆる日常を優先したのかもしれないが、
そこは「刑事ドラマっぽく」ノリノリで張り込みしたら、別方向の面白さもあったであろう。
まあ聞いた噂で、バカリズム自身も6話でようやく話の方向がわかったとか言ってんだから、
……それはちょっとと思うよ。1話、もっといえば2話分くらい前倒しで話を進めれば、
もっと内容の密度が高かったと思う。
まあそれはそれとして、楽しめました!
何しろ役者のラインナップが。
市川実日子←大好き。
平岩紙←大好き。
鈴木杏←けっこう好き。達者な役者だと思う。
木南晴夏←かなり好き。
野間口徹←かなり好き。出て来て嬉しかったー。
もうここらへんだけでたっぷり!ですよ。
あの3人が同じテーブルでグダグダ喋ってるだけでニヤニヤしちゃう。
前回の「ブラッシュアップライフ」と関係性は丸被りというのは吉凶混合だが、
実際に見るとやっぱり楽しいのよね。
田中直紀が役柄にぴったり。最初から最後まで単純にいい人だったのは嬉しかった。
いい人だけど日和見、というのと、いい人は似ているようで違う。
角田晃弘……は正直、何度も見ているが名前は憶えてない人。字面はわかる。上手い人。
今回この役まわりで、なかなか世界を作ってましたねー。難しそう。
絶妙にうざく。絶妙な微かさでかっこよく。微量にいい人で。
最後全然年取ってないの、可笑しかったなあ。
それでどうやって普通に同じところに勤めてんねん、と思ったが、
なるほど。そういうことね。その後、末永く幸せに暮らしました。
これはほんとに「ブラッシュアップライフ」と同パターンなのだが……
井之脇海はここ1年ほど気になっている役者だから、ちょっとの顔出しも嬉しかった。
ちょっとの顔出しといえば、山本耕史は一体何しに出てきたのか……
面白いことは面白かったんだけど、作品としては蛇足かなー。
こういうことをすると若干安っぽくなる気がする。しかもいかにも思わせぶりに
ちらっと映してたりしてたから、もう少し大きい話になるかと思ったが。
もう少し凝った設定にしてくれればオシャレだったけどな。
誰も悪い人がいないのがいいよね。……って、市長とオーナーは悪い人か。
でも演じている役者がぽわんとやっているので、全然心が痛まない。
筒井真理子、いい役者ですよ。菊地凛子はいま一つ認識は薄いが、淡谷のり子をやった人。
ええ!染谷将太の奥さんですか!けっこう年上ですね。
登場人物の洋服の色を揃えているのが好きだったな。
特に市川実日子親子の。最後ああなるとは……
バカリズムには今後も期待したいですねー。
が、やっぱり今作は前半のグダグダぶりが気になったので、次回はもう少し締めて欲しい。
高橋さんの正体が絞り込まれていく過程とか、中本さんから始まって市長とオーナーの
関係とか、畳みかけが面白いんだからさ。(まあ汚職の話はとんとん拍子に行きすぎて、
もうちょっとリアリティを加味して欲しいけど)
やっぱり脚本って、練る時間がないといいものにはならないと思うんですよ。
数を書いて欲しいとは言わないから、60%で出して欲しくはない。
年に1本でも85%の作品を見たいねえ。
残りの15分はTverで見ましたよ。ありがたかった。
さすがに15分見残したら嫌でしょー。
三谷幸喜、宮藤官九郎に次ぐ第三勢力としてバカリズムが来てます、わたしのなかでは。
まあまだ見たのは4作目かな。「ウェディング・ハイ」からだから。
正直言ってね。前半のひたすらな日常会話は――ここがバカリズムの武器だとはいえ――
少々飽きました。好きですよ、これは。大変楽しい。
……しかし何事にも適度な量というのがあります。アイスは美味しいが、一度に3個以上
食べるもんではないでしょう。前半ずーっと日常会話「だけ」なので、
3話目見終わった頃には「これでずっと行くの?」と思った。
若干話が動くのか?と思ったのはテレビ局の回でしたが、
実はそれほど絶体絶命にもならずに収束するんですよねー。
ここもうちょっとハラハラさせても良かった気がするな。
そして真打の事件はまた別に起こるけれども、これは9話と最終話で始まり終わる話では
なかったのではないか。せめて8話の最初から、小日向さんの話は進めとかなきゃ。
もう少し尺が欲しかったよねー。ここにエピソードもう2つくらい入れ込んで。
書けたもんねえ、市長の悪辣さとかオーナーのいやらしさとか。
証拠を集めるシーンをもう一つくらい作ってくれても良かった。
それがあってあの車閉じ込めのシーンだったらもっと面白かったでしょう。
むしろガソリンスタンドを、関係者全員が四方八方から取り囲むくらい派手な場面を
作ってくれても。バカリズムの特徴であるゆる日常を優先したのかもしれないが、
そこは「刑事ドラマっぽく」ノリノリで張り込みしたら、別方向の面白さもあったであろう。
まあ聞いた噂で、バカリズム自身も6話でようやく話の方向がわかったとか言ってんだから、
……それはちょっとと思うよ。1話、もっといえば2話分くらい前倒しで話を進めれば、
もっと内容の密度が高かったと思う。
まあそれはそれとして、楽しめました!
何しろ役者のラインナップが。
市川実日子←大好き。
平岩紙←大好き。
鈴木杏←けっこう好き。達者な役者だと思う。
木南晴夏←かなり好き。
野間口徹←かなり好き。出て来て嬉しかったー。
もうここらへんだけでたっぷり!ですよ。
あの3人が同じテーブルでグダグダ喋ってるだけでニヤニヤしちゃう。
前回の「ブラッシュアップライフ」と関係性は丸被りというのは吉凶混合だが、
実際に見るとやっぱり楽しいのよね。
田中直紀が役柄にぴったり。最初から最後まで単純にいい人だったのは嬉しかった。
いい人だけど日和見、というのと、いい人は似ているようで違う。
角田晃弘……は正直、何度も見ているが名前は憶えてない人。字面はわかる。上手い人。
今回この役まわりで、なかなか世界を作ってましたねー。難しそう。
絶妙にうざく。絶妙な微かさでかっこよく。微量にいい人で。
最後全然年取ってないの、可笑しかったなあ。
それでどうやって普通に同じところに勤めてんねん、と思ったが、
なるほど。そういうことね。その後、末永く幸せに暮らしました。
これはほんとに「ブラッシュアップライフ」と同パターンなのだが……
井之脇海はここ1年ほど気になっている役者だから、ちょっとの顔出しも嬉しかった。
ちょっとの顔出しといえば、山本耕史は一体何しに出てきたのか……
面白いことは面白かったんだけど、作品としては蛇足かなー。
こういうことをすると若干安っぽくなる気がする。しかもいかにも思わせぶりに
ちらっと映してたりしてたから、もう少し大きい話になるかと思ったが。
もう少し凝った設定にしてくれればオシャレだったけどな。
誰も悪い人がいないのがいいよね。……って、市長とオーナーは悪い人か。
でも演じている役者がぽわんとやっているので、全然心が痛まない。
筒井真理子、いい役者ですよ。菊地凛子はいま一つ認識は薄いが、淡谷のり子をやった人。
ええ!染谷将太の奥さんですか!けっこう年上ですね。
登場人物の洋服の色を揃えているのが好きだったな。
特に市川実日子親子の。最後ああなるとは……
バカリズムには今後も期待したいですねー。
が、やっぱり今作は前半のグダグダぶりが気になったので、次回はもう少し締めて欲しい。
高橋さんの正体が絞り込まれていく過程とか、中本さんから始まって市長とオーナーの
関係とか、畳みかけが面白いんだからさ。(まあ汚職の話はとんとん拍子に行きすぎて、
もうちょっとリアリティを加味して欲しいけど)
やっぱり脚本って、練る時間がないといいものにはならないと思うんですよ。
数を書いて欲しいとは言わないから、60%で出して欲しくはない。
年に1本でも85%の作品を見たいねえ。
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