ビーズの色

教室のカリキュラム作成に追われる毎日。

デザインするのは大好きなのですが、カリキュラムごとに学ぶテクニックを決めて、逆算してデザインするのは、難しい・・・。

できるだけゆっくりと確実に技術を習得できるよう、がんばって作成しています。

 

理想として、デザイン（図案）が素敵なのは、もう当たり前の事ですが、その他「素材」にもこだわっています。

私、「色」に関しては細かいので、ビーズ選びも大変です。

日本のビーズ会社も世界的に有名なので、たくさんのサンプルの中から、できるだけ美しい色を厳選しています。

例えば・・・。

ゴールドのビーズでも、各社色々と色目が違います。
同じ会社で、何色も出ているし、本当に種類も多いんです。

そこに海外で仕入れたゴールドのビーズも加わるので、どれをチョイスすればいいのか、うんうんうなりながらあーでもないこーでもない、これもあれも捨てがたい・・・。

光にあてたり、他の材料との相性を見たり・・・。

この４種類が、私の好きなゴールド。

左はあっさりとしたゴールド。
ジュエリーの世界では「青金」と呼ばれるものに近いのかも。
でも、純白のシルクなどには一番合う色だったので、quarant'otto さんとコラボさせていただいたウエディングドレスの刺繍には、このビーズを使用しました。

左から2番目の2本のみのビーズ（途中で丸まってるもの）が、実は一番身近なゴールドの色目かも。
ちょっとカットが入っているシャルロットという種類のビーズ。

真ん中は、ちょっとピンクゴールドっぽい。
実は私が一番好きな色で、色白な日本人の肌にはとってもなじみます。
私の作るジュエリーの、K18イエローゴールドの色に最も近いです。
（ピンクゴールドより少し銅が少なく、イエローゴールドよりは銅が多い感じの色。）

右は、少しオレンジっぽいゴールド。
イタリアンジュエリーのイメージでしょうか。

刺繍してみても、やっぱり印象が少しずつ変わります。

それをデザインにあわせて選んでいく作業、実はとっても楽しい！

デザインがいいのはとってもとっても大切で、もう当然。当たり前の事。

でも、やはり素材好きな私。

素材には一生こだわっていきたいです。

 

 

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