小さいころからずっと犬をかっています。
一番多い時は、実家の庭に番犬の芝が2匹、家の中にプードルが1匹。
今は実家には一匹もいません。
ちょうど2年ちょっと前の1月に、今私がいっしょに暮らしているジュジュと出会いました。
夢は、「家で出来る仕事について、犬と暮らす」事だった私。
仕事に忙殺されること13年。
全く違う所に落ち着いてしまっている自分の生活に気付きながら、会社を辞める勇気もなく、目の前の仕事をぶつかりながらも必死でこなしていた毎日。
違う違う~私の人生はこんなんではない~と思いながらも、違う人生へ飛び立つモチベーションは、実はありませんでした。
昇進して、出張などが減り、周りの友達も結婚や出産をして、さて、私の人生を充実させるには・・・?と考えたときにぽかっと出てきた事が「犬と暮らす」という事でした。
今考えれば、無謀でした。
ずっと探して色々なペットショップをめぐり、やっと「この子だ!ジュジュだ!!」と出会えたのは、後から姉に言われてハッとしたのですが、先代の真っ黒プードルジュンの命日。
もう8年も前の事。
その頃もう東京に出てきて、じゅんの最期には立ち会っていないのですが、息を引き取る前日に、遠吠えをして私を呼んでくれたじゅん。
母が電話で聞かせてくれたのですが、涙がとまりませんでした。
まあ、19年も生きてくれたし、大往生で老衰だったので、納得はしましたが、やはりしばらくは何も手につかなかったのを覚えています。
じゅんはプライドが高く、母以外はすべて自分より下。
・・・超ドS。
私は、頼み込んで抱っこさせていただいたり、時にはかまれたり大ゲンカしながらいっしょに育ちました。
自分は嫌われているのでは・・・?と思っていましたが、ケンカした後にお互い気まずい雰囲気で、私が謝ると、しばらくそばにひっついてくれたり(抱こうとすると逃げますが・・・)。
それに、亡くなる前日の遠吠えの事を考えると、家族と思ってくれてたのかなと。
本当に大好きでした。
ジュジュの名前の由来は、「ジュンジュニア」で、「ジュジュ」。
名前はずっと前から決めていて、正式には漢字で「珠寿」。
ジュジュという名前がしっくりくるワンコを探して、会ったワンコ全て可愛いけど、でもジュジュではない・・・という事が続き、最後には千葉の方まで足を延ばしてやっと出会えました。
連れて帰って来たとき、あまりに小さいのと、命の重さに愕然とし、私が調子を崩すほどマイってしまって・・・。
心配で心配でたまりませんでした。
一人で命を育てるのは、本当に責任が重大で、大変な事。
ジュジュがどうしたら幸せに過ごせるか、ものすごく毎日考え考え、何が豊かで、私にとって豊かな人生とは、そして今いる状況と、自分の昔からの夢なんかを思い出しながら、一度リセットして、また新しいスタートを切ろうと決意。
会社を辞め、かねてから考えていた「独立して家で仕事する」という方向に人生のコマを進めてくれたのはジュジュ。
ジュジュと会わなければ、きっと私は文句を言いながらもまだ会社でキリキリマイマイイライラしてたでしょう。
本当にかわいい。ジュジュが大切。ジュジュを幸せにしたい。いっしょに幸せになりたい。
そして、いつかくる別れの時、そばにいて「ありがとう、会えてよかったよ」と言いたい。
それまでずっといっしょにいようね。
ごきげんにころがってます。
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